指紋センサーはちょっと慣れがいる
今回から搭載された指紋センサーをチェックする。指紋センサーは電源ボタンと一体化されており、たとえばロックを解除する場合は、電源ボタンを1度押すと指紋の認証が実行される。また、ドコモの生体認証にも対応するため、パスワードの入力を減らせるメリットがある。
登録可能な指紋は5つまでで、設定にある「セキュリティ」から登録できる。登録の流れは何度か指紋センサーに触れて指紋を認識させる形で進めていく。登録自体は指先であればどの指でもよく、右手で持つ場合は位置的に親指、左手で持つのであれば人さし指を登録するといいだろう。
登録時には広範囲の指紋を登録するように、少しズラして登録するようアナウンスが表示されるのだが、そのとおりにしてもロック解除に失敗しやすい。これは指紋センサーが物理的に横長であることが影響しているようだ。やや高い頻度で、登録した場所とは少しズレた位置で認証しようとしていることが多く、右親指でも左人さし指でも同様だった。
そのため、よくロック解除・パスワード入力用に使用する指は、1本の指で2つ登録しておくといいだろう。1つ目と2つ目の登録位置をズラしたら、上記のような失敗が減ったからだ。さらに3つ目を登録すると、より失敗しなくなる。指紋認証精度自体はとても良好なのだが、物理的な形状からくるやりにくさが残念だ。
また、シンプルなホーム画面について、簡単に紹介したい。