アップルは毎年、4月のアースデーに合わせて、環境問題への取り組みの進捗に関する報告書を発表しています。
これまでで大きなマイルストーンとなっていたのは、アップルのビジネス全体の「カーボンニュートラル」化でした。カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出と吸収の差し引きをゼロにするということ。さらに、二酸化炭素の吸収が増えていけば、「カーボンネガティブ」や「カーボンマイナス」と言われています。
アップルは2030年までに、サプライチェーンに至るまで、アップル製品の製造すべてをカーボンニュートラルにしようとしています。さらに、ユーザーが製品を利用する部分まで含めて、カーボンフットプリントを算定し、おそらくそこまでもカーボンニュートラルを目指していくことになるでしょう。