●キャリアもユーザーも、対応に迫られる?
過去の例でも、特性の違うモデルを2回に分けて発売してきた経緯があることから、4Gモデル、5Gモデルの2つに分けたローンチの可能性は大いにあります。しかし、数週間の遅れを加味すると、大統領選挙を挟んだローンチを設定することになるのではないでしょうか。
5Gモデルで契約が変わったり、SIMを変更しなければならないなど、キャリアやユーザー側の変更も煩雑になることから、これまでの4Gモデルのようにすんなり買い替えというわけにはいかないでしょう。その意味でも5Gモデルを後から発売、という流れが現実的だと思いました。
筆者紹介――松村太郎
1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。
公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura