13日(現地時間)に発表されたiPhone 12の4モデル。機能やスペックの違いについては別途記事を参照してほしいが(「iPhone 12 miniやiPhone 12 Proと過去のiPhoneを詳細スペック比較」)、本記事ではSIMフリー版および3大キャリアでの価格についてまとめている。なお、価格はすべて10%の税込となっている。
先行して販売されるのは写真の「iPhone 12」に「iPhone 12 Pro」の2機種
なお、キャリアが発表しているのはすでに予約受付が開始され、23日の発売を予定している「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」のみ。11月6日の予約開始、同13日発売の「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro Max」についてはSIMフリー版の価格のみ掲載している。
やっぱり安価なのはApple StoreでのSIMフリー版
各キャリアの“実質負担額”も合わせて掲載
ドコモ |
10万1376円 |
10万9296円 |
12万3552円 |
au |
10万3430円 |
10万8260円 |
12万2435円 |
ソフトバンク |
11万880円 |
11万6640円 |
13万1040円 |
SIMフリー |
9万4380円 |
9万9880円 |
11万1980円 |
ドコモ |
12万9096円 |
14万2560円 |
16万9488円 |
au |
12万7495円 |
14万750円 |
16万8170円 |
ソフトバンク |
13万7520円 |
15万1920円 |
18万円 |
SIMフリー |
11万7480円 |
12万9580円 |
15万3780円 |
SIMフリー |
8万2280円 |
8万7780円 |
9万9880円 |
SIMフリー |
12万9580円 |
14万1680円 |
16万5880円 |
表からわかるとおりにApple Storeでの価格に対し、キャリア版は割高になっている。一方で、端末の高額化に対応すべく、3大キャリアはそれぞれプログラムを利用して、ユーザーの負担を減らす工夫をしている。下記はこうしたプログラム利用時の“実質負担額”だ。
ドコモ |
新規/機種変 |
6万7584円 |
7万2864円 |
8万2368円 |
MNP |
5万2928円 |
5万8208円 |
6万7712円 |
au |
新規/NNP |
5万5430円 |
5万7500円 |
6万5435円 |
機種変 |
4万9930円 |
5万2000円 |
5万9935円 |
ソフトバンク |
5万5440円 |
5万8320円 |
6万5520円 |
ドコモ |
新規/機種変 |
8万6064円 |
9万5040円 |
11万2992円 |
MNP |
7万1408円 |
8万384円 |
9万8336円 |
au |
新規/NNP |
6万7735円 |
7万4750円 |
8万9930円 |
機種変 |
6万2235円 |
6万9250円 |
8万4430円 |
ソフトバンク |
6万8760円 |
7万5960円 |
9万円 |
端末販売と契約の分離型が定着し、以前のようにMNPでキャリアを移行すると大きな割引があったり、スマホの購入で24ヵ月にわたり、料金に割引が発生するような形はなくなっている。一方で端末代金が高額化していることもあり、各社は端末を分割払いで販売し、2年程度の利用後に端末を返却することで、残債を免除するプログラムを提供している。
auの「かえトクプログラム」は最初の23ヵ月間、一定の月額分を支払い、24ヵ月後に設定された最終回の支払額を一括で払うか、再度分割して払うか、端末を返却して免除してもらうかを選べる
つまりこれらのプログラムは実際には“端末の下取り”で、割引ではないものだ。そして端末の下取り自体は、専門店の利用やApple Storeなどでも可能なので、必ずしもキャリアのプログラムを利用する必要はない。こうしたプログラムの仕組みについては、あらためて別記事で詳しく紹介を予定している。
SIMフリー版では旧機種のiPhone XR/11も継続販売
なお、SIMフリー版については、iPhone XR/11についても値下げをして継続販売されている。5Gや新機種の機能にこだわらず、SIMフリーのiPhoneが欲しいのであれば、これらの機種も狙い目だろう。
SIMフリー |
7万1280円 |
7万6780円 |
8万8880円 |