iOS 14.5の新機能「APPLE WATCHでロック解除」が便利すぎる
アップルは4月の最終週に、iPhone向け最新OSのiOS 14.5を提供すると予告している。遅くともiPhone 12/iPhone 12 miniのパープルが発売されるタイミングには、多くのiPhoneユーザーがiOS 14.5の新機能や、アップデートに連動する新しいサービスが楽しめるようになる。
筆者はiOS 14.5のアップデートの中では、やはり顔にマスクを装着したままiPhoneのロックを解除できる機能が一番気に入った。watchOS 7.4のパブリックベータをApple Watch SEにインストールして試した。パブリックベータ版のOSの画面を公開することは禁じられているが、本稿では取材に基づく特別な許可を得た上でwatchOSのパブリックベータ版の画面を掲載している。
iOSの「Face IDとパスコード」の設定に追加される、「APPLE WATCHでロック解除」のトグルをオンにして、パスコードを設定したApple WatchをiPhoneに近づけると、Apple Watchの画面にペアリングしているiPhoneの画面ロックが解除されたことを知らせるメッセージが表示される。あとはマスクを装着したまま、iPhoneの側ではパスコードを入力しなくても画面をスワイプアップするだけでホーム画面に遷移する。
今後もしばらくの間、マスクを着けて気を引き締めながら感染症対策を続ける日々が続きそうだ。Face IDを搭載するiPhoneのユーザーが待ち望んだ機能が、Apple Watchとのコンビネーションによって遂に実現した格好だ。Apple Watchがなくても、同様にマスクを装着したままiPhoneの画面ロックを解除できるようになればもっと良いと思うが、取り急ぎ次期iOSとwatchOSを導入できる端末をお持ちの方は迷わずアップデートすることをおすすめしたい。