iOSやmacOSの進化が見えた! 「WWDC21」特集

WWDCで発表「iPhoneのオーディオ機能」や「AirPodsの進化」がすごかった! (3/4)

文●山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

2021年06月09日 12時00分

AirPods Proを装着時に会話相手の声を聞きやすくする「会話強調」

AirPodsに追加される新機能

 人気のAirPodsシリーズに関する興味深い発表がいくつかありました。

 ひとつは「会話強調」機能です。AirPods Proに内蔵するビームフォーミングマイクの集音指向性を目の前で話している会話相手の口元に向けて、さらにコンピュテーショナルオーディオの音響解析により不要なノイズ成分を取り除くことで、相手の声をクリアに聞くための機能です。

 少し耳が聞こえにくくなった方がヒアリングエイドデバイスとしてAirPods Proを手軽に利用できるようになる頼もしい機能。あるいは騒音に囲まれる場所で、ふたりの話者が本機能を使えば大声を張り上げなくても冷静に会話ができそうです。

 AirPodsシリーズはアップルの「探す」アプリから遠隔探索ができるポータブルオーディオです。AirPodsシリーズを「探す」時のアプリのインターフェースは、AirTagの「正確な場所を見つける」機能のようなデザインにアップデートされるようです。

AirPodsシリーズを「探す」アプリで探索する際のインターフェースが変わります

 4月にアップルの紛失防止タグ「AirTag」が発売されてから、本機に“不正な追跡”を防止するための仕組みが搭載されたことが話題になっています。万一悪意のある誰かにAirTagをこっそりと持ち物の中に入れられた場合、AirTagの近くにいるiPhoneユーザーにセーフティ通知を飛ばしたり、警告音を鳴らすというものです。特に本体がとても小さいAirPods Proのイヤホンを、わざと誰かの持ち物にしのび込ませて“不正な追跡”を企てる者が現れないよう、秋には「探す」アプリを準備万端の状態でアップデートしてもらいたいものです。

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