アップルがまもなく発表するiPhone 13シリーズは、衛星通信で緊急のメッセージを送れるようになるという。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が8月29日に予測を出した。
同氏は投資家向けのレポートのなかで、iPhone 13ユーザーは低軌道(LEO)衛星通信モードを搭載しており、4G回線や5G回線がない環境でもメッセージを送信したり電話をかけたりできると伝えている。
ただしこれは「どこでも自由にインターネットが使えるようになる」というものではなく、緊急時にSOSを発信できるようにするためのものだという。
8月30日には米メディアBloombergも「iPhone 13は衛星通信用の部品が搭載されており、アップルは2つの緊急通報機能を開発している」と報じており、iPhone 13ユーザーであれば災害や事故の際に救助を期待できるかもしれない。
なお、同機能が発売後すぐに使えるのか、後ほどアップデートで使えるようになるのかはわかっていない。