HUAWEI MatePad 11に搭載された「HarmonyOS 2」の使い勝手は? (1/2)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

2022年05月23日 12時00分

前へ 1 2 次へ

 ファーウェイの最新タブレット「HUAWEI MatePad 11」を使ってみました。約11型のディスプレーを搭載し、プロセッサーにはSnapdragon 865を採用。ハイスペックながら、ファーウェイが新たに開発したOS「HarmonyOS 2」を搭載するなど、使い勝手が気になるモデルです。メーカーから1ヵ月ほどWi-Fiモデルをお借りしたので、4回に分けてレビューしていきたいと思います。今回は、デザインと基本性能のファーストインプレッションを紹介します。

大画面ながら持ち運びやすいサイズ感
クアッドスピーカーも魅力

 HUAWEI MatePad 11の画面サイズは約10.95型。IPS方式の液晶ディスプレーで、解像度がWQXGA(2500×1600ドット)。有機ELのようなパキンとしたメリハリ感がある明るさではありませんが、十分に明るく、小さな文字もクッキリと表示されます。四方のベゼルは細めで、86%の画面占有率を実現しています。

約10.95型の液晶ディスプレーは、1670万色表示で、DCI-P3の色域をカバー

リフレッシュレートは最大120Hzに対応

 サイズは横向きにした状態で、高さ165.3×幅253.8×厚さ7.25mm。表裏ともにフラットで重さは約485g。鞄に入れて持ち運びやすく、両手で持って使うには苦にならないサイズ感ですが、自宅で動画を観たりするには別途スタンドを用意したほうがいいでしょう。

縦向きにすると手に持った状態でも操作しやすい

動画を観たり、音楽を聴いたりするには、スタンドがあると便利

 フロントに800万画素、背面に1300万画素のカメラを搭載。タブレットのカメラをどれくらい使うかは人によって差があるでしょうが、十分な画質で撮影でき、「Zoom」などのビデオ通話に使えることも確認できました。

背面に1300万画素のカメラを搭載

アウトカメラで撮影した作例

 横向きにして左右に、それぞれ2基のスピーカーを搭載。上部に音量キー、左側面に電源キーを備えています。下部にはmicroSDスロットを搭載し、最大1TBまでのストレージ拡張が可能。なお、Wi-Fi専用モデルなので、SIMを挿すことはできません。

右側面にUSB Type-Cポートと2口のスピーカーを搭載

左側面に電源キーと2口のスピーカーを搭載。左右合わせて4口のクアッドスピーカーは、Harman Kardonが音質をチューニング。ボリュームもかなり大きくできる

上部に音量キーと3つのマイクを搭載。マイクはアウトカメラ部にもあり、動画撮影やビデオ通話時に効率よく集音できる

下部のスロットにはmicroSDカードを装着可能。モバイルデータ通信には非対応

新搭載「HarmonyOS 2」の使い勝手は?

 従来のファーウェイ製のタブレットは、Androidをベースとする「EMUI」というOSを搭載していました。しかし、このモデルからファーウェイが独自に開発した「HarmonyOS 2」を搭載しています。しかし、操作性に大きな変更はなく、「EMUI」の進化形という印象。「HarmonyOS」は、同OSを搭載するデバイス間でのシームレスな連携をセールスポイントにしています。日本のユーザーがその利便性の恩恵を実感できるのは、もう少し先になるでしょう。

画面の右下から上方向にスワイプして「コントロールパネル」を表示するなど、従来モデルとは操作性が若干変更されている

 アプリは、ファーウェイ独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」から入手できますが、Android向けアプリを使うこともできます。その方法については次回詳しく紹介します。

 日常使いに必要なアプリは、ひととおりプリインストールされている印象。筆者が「おっ!」と思ったのは、新たに「Petalマップ」という地図アプリがインストールされていたこと。オランダのナビゲーションシステムのメーカー「TomTom」のデータを使用しているそうで、日本の地図情報にもしっかり対応。ブラウザーで「Googleマップ」を見ることもできますが、素早く起動できる地図アプリがあると、やはり利便性が向上します。

初期設定のホーム画面。「Petalマップ」という地図アプリもプリインストールされている

「Petalマップ」で検索した画面。主要な施設やお店の検索も可能。ただし、中国の情報は検索できず、中国渡航時はほかの地図アプリを使う必要がある

前へ 1 2 次へ

mobileASCII.jp TOPページへ