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小米のフラッグシップスマホ「Xiaomi 12T Pro」実機レビュー = 2億画素カメラをテストしてみた

文●写真 ジャイアン鈴木 + 編集● ASCII PowerReview軍団

2023年01月10日 10時00分

1倍で撮影:ファイルサイズ:6.6MB、解像度:4096×3072ドット、35mm換算焦点距離:23mm、シャッタースピード:1/1208)、絞り:F1.7、感度:ISO50、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

1倍で撮影:ファイルサイズ:5.0MB、解像度:4096×3072ドット、35mm換算焦点距離:23mm、シャッタースピード:1/1421)、絞り:F1.7、感度:ISO50、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

0.6倍で撮影(夜景モード):ファイルサイズ:2.5MB、解像度: 3264×2448ドット、35mm換算焦点距離:11mm、シャッタースピード:1/13)、絞り:F2.2、感度:ISO402、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

1倍で撮影(夜景モード):ファイルサイズ:5.2MB、解像度:4096×3072ドット、35mm換算焦点距離:23mm、シャッタースピード:1/33、絞り:F1.7、感度:ISO2649、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

2倍で撮影(夜景モード) ファイルサイズ:3.4MB、解像度:4096×3072ドット、35mm換算焦点距離:23mm、シャッタースピード:1/50、絞り:F1.7、感度:ISO1631、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

 使いこなしに慣れが必要なのが200万画素マクロカメラだ。オートフォーカスには対応しておらず、レンズ前3~4cmくらいで撮ることになる。失敗しないためには距離を小刻みに変えつつ何回かシャッターを切っておくといいだろう。

マクロカメラで撮影:ファイルサイズ:722.2KB、解像度:1600×1200ドット、35mm換算焦点距離:3mm、シャッタースピード:1/80、絞り:F2.4、感度:ISO56、露出モード:Program (auto)、測光方式:Center weight

AnTuTu Benchmarkのスコアは100万オーバーで
ゲーミングスマホなみの速度

 「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載するXiaomi 12T Proはどのぐらいのパフォーマンスを発揮するだろうか。

 定番ベンチマークを4本実施したところ、「AnTuTu Benchmark V9.5.4」の総合スコアは1064420、「Geekbench 5.4.6」のMulti-Core Scoreは4254、「3DMark」のWild Life Extremeは2794、「AI Benchmark」のAI-Scoreは1725というスコアを記録した。

 記事執筆時点のAnTuTu Benchmarkのランキングを参照してみると、1位は「ROG Phone 6」で1117968となっている。つまりXiaomi 12T ProはROG Phone 6の約95%相当のスコアを記録したことになる。

 Xiaomi 12T Proには従来モデル比で65%大きなベイパーチャンバーと、125%高い熱伝導率で構成されるサーマルシステムを採用しているという。スコアはわずかに及ばなかったが、ゲーミングスマホと同等の冷却効率を実現している。

 6.7インチ有機ELディスプレーは、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート最大480Hzに対応しており、ゲーミングスマホとしても高い実力を備えている。

ベンチマークは「設定→バッテリーとパフォーマンス」を「パフォーマンス」に設定して実施した

「AnTuTu Benchmark V9.5.4」の総合スコアは1064420、「Geekbench 5.4.6」のMulti-Core Scoreは4254、「3DMark」のWild Life Extremeは2794、「AI Benchmark」のAI-Scoreは1725

記事執筆時点のAnTuTu Benchmarkのランキングでは5位の座を獲得

200MPウルトラHDでたくさん写真を撮るなら
バンク版がお勧め

 Xiaomi 12T Proは日本向けフラッグシップということで価格は正直高めだ。しかし2億画素広角カメラの解像感は突出しており、「神ジューデン」と謳われる急速充電機能も使い勝手に貢献する。

 FeliCa対応によりおサイフケータイユーザーも安心して利用可能だ。

 唯一悩ましいのがオープンマーケット版とソフトバンク版のどちらを買うかだが、200MPウルトラHDでたくさんの写真を撮りたいのであれば、256GBストレージを搭載したソフトバンク版を強くお勧めする。

 

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