アップルが今年発売する「iPhone 16 Pro Max」はバッテリー容量が増加し、バッテリーが長持ちになっている可能性があるという。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が5月17日に自身のブログで伝えた。
同氏によると、iPhone 16 Pro Maxのバッテリーセルはエネルギー密度(Wh/kg)が高くなっており、「同じバッテリーサイズで長いバッテリー寿命」または「同じバッテリー寿命でバッテリーサイズを小さくできる」というメリットがあると伝えている。
ただし、エネルギー密度が高くなるとバッテリーの温度が高くなるデメリットもあるため、アップルは過熱対策として初めてステンレス製のバッテリーケースを採用するとのこと。
ステンレスはアルミと比較して放熱性で負けているものの、より頑丈で腐食しにくいため、ステンレス製のバッテリーケースにすることでバッテリーもiPhone本体も長く使えるようにしていると考えられる。
また、ステンレス製のバッテリーケースはバッテリーの交換も簡単になるため、EUが進めているスマホのバッテリー交換の義務化にも将来的に対応できやすくなるとみられている。