ライカカメラは6月7日（日本時間）、同社のカメラとレンズで撮影したかのような写真を撮影できるiPhoneアプリ「Leica LUX」を発表した。基本機能をおさえた無料版と、機能を強化した有料版「Leica LUX Pro」（月額1000円/年額1万円）の2バージョンがある。
老舗カメラメーカー渾身のカメラアプリ
Leica LUXは、機械学習とコンピュテーショナルフォトグラフィーをベースとした同社独自の画像処理エンジンを搭載し、ライカレンズの特長とされる秀逸な描写や美しいボケ味を表現できるカメラアプリ。
無料版（Leica LUX）では、直感的に利用できる「Automatic Photo Mode」と、「ライカ ズミルックスM f1.4/28mm ASPH.」のシミュレートや5種類のカラーグラデーション・フィルムプリセット（Leica Look）を搭載する「Aperture Mode」に対応。ライカの絵作りを味わう入門ツールとしての機能を備える。
有料版の「Leica LUX Pro」では、無料版をベースに、上級者向けの機能に対応。露出、ピント、ホワイトバランスを手動調整できるマニュアルモードを利用できるほか、シミュレート可能なレンズは5種類、Leica Lookは11種類に増えている。
同社は今後もシミュレートできるレンズやLeica Lookの追加、特別コンテンツへのアクセスといった機能拡充を予定している。対応OSはiOS17.1以降。
