iOS 18は、見られたくないアプリ“だけ”をロックできる
アップルが6月10日(現地時間)に発表した「iOS 18」では、任意のアプリのみロックしたり、非表示にしたりする機能が搭載されている。
ユーザーが任意のアプリを選択して、生体認証(Touch ID、Face ID)でロックをかけると、認証せずにアプリを開くことができなくなる(これまで、サードパーティー製のアプリが独自にアプリ内で認証機能を設定しているケースはあった)。
任意のアプリを隠す設定にした場合は、アプリのアイコンがAppライブラリーの「Hidden(隠し)」フォルダーに格納される。生体印象によるロックをかけた上で、Hiddenフォルダーに格納する設定も可能だ。
ロック/隠す設定にしたアプリからの通知は表示されなくなり、検索でも検出されなくなるほか、システム全体に渡って表示されなくなる。
つまり、オーナー以外からは“アプリそのものが存在しないように”見せることが可能になる。プライバシーを守るのにひと役買いそうな機能だ。