被写体の軌跡に沿って飛行する「フォロー」
被写体に向き合って後方に飛行して撮影する「ドローニー」その1
被写体に向き合って後方に飛行して撮影する「ドローニー」その2
被写体の周りを旋回する「サークル」
垂直に上昇して被写体を撮影する「ロケット」
同じ位置でホバリングしつつ被写体を追いかける「スポットライト」
スマホやアクションカメラには不可能な映像を
手軽に自動で撮影できる
「DJI Neo」には「障害物回避機能」が搭載されていない。そのためクイックショットのサークルやドローニーを不用意に実行すると、周囲の木々や壁などに衝突してしまう可能性がある。クイックショットの利用にはある程度の理解と慣れが必要だ。
しかしクイックショットの挙動は細かに設定可能。なによりDJI製ドローン最小、最軽量のボディーは携帯性抜群だ。スマホなしに、機体のボタンでクイックショットを選び、実行できるのも利便性が高い。スマホやアクションカメラでは不可能な映像をVlogに使いたいという方に、「DJI Neo」は非常に魅力的なニューモデルと言える。
なお、2022年に航空法が改正されており、100g以上の無人航空機は登録しないと飛行させることはできない。約135gの「DJI Neo」はその対象だ。詳しくは国土交通省のサイトや、ドローン関連サイトで勉強してほしいが、自動飛行にも制限がある。手ごろな価格で購入でき、クイックショットで手軽に撮影可能な「DJI Neo」だが、利用する際には関連法規に従って、楽しんでほしい。