iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】AIを使ってラクラク完成! 話題の「Canva」でプレゼン資料を作るコツ (4/5)

文●文●岩渕 茂 編集●ASCII

2025年02月04日 13時00分

スライドを個別に修正していく

 全体のイメージを調整できたら、あとは個別にスライドを修正していこう。基本的には、スライド内で修正したいオブジェクトを選択し、上部に表示されるメニューで調整を行っていく流れだ。

オブジェクトを個別に修正する場合は、オブジェクトを選択して上部のメニューから調整する。例えば、テキストオブジェクトの場合は、フォントの種類、大きさ、色などを調整できる。

 素材やテキストを追加したい場合は、画面の左側にあるメニューから追加したい項目を選択し、表示された内容から選択して追加すればいい。また、Apple Pencilなどを使って、スライドに直接手書きすることも可能だ。ただし、「Canvaプロ」と書かれた素材は、有料プランでないと利用できないので注意しよう。

図形やグラフィックなどの素材を追加する場合は、左側のメニューから「素材」をタップ。利用できる図形やグラフィックが表示される。キーワードを入力すれば、素材を検索することも可能だ。

メニューの「テキスト」をタップ。「テキストボックスを追加」をタップすると、スライドにテキストボックスを追加できる。

メニューの「お絵描き」をタップすると、ペンデバイスや指を使って直接手書きができる。

画像がないときはマジック生成で作れる

 プレゼンで使う画像が手元にない場合、従来は画像を探すのに時間を取られていたものだ。しかし、「Canva」の「マジック生成」を使えば、この問題もあっという間に解決する。

 マジック生成はAIによる画像生成機能で、欲しい画像を伝えれば、その場ですぐに生成してくれる。写真や色鉛筆など、スタイルも多種多様に指定できるので、スライドに合った画像を生成しやすい。なお、画像だけでなく動画の生成も可能。スライドの内容に応じて使い分けるといいだろう。

 なお、無料版では、マジック生成の画像生成を50回、動画生成を5回まで利用できる。有料版のユーザーは、画像生成を毎月500回、動画生成を毎月50回利用可能だ。

メニューの下のほうにある「マジック生成」をタップ。「作成するものを説明」に生成したい画像の内容(プロンプト)を入力する。画像のタッチを指定したい場合は「スタイル」をタップする。

スタイル一覧が表示されるので、生成する画像のイメージに近いスタイルを選択する。

画像の形状を指定したい場合は、「正方形」をタップして形状を選択する。すべてを指定できたら、「画像を生成」をタップする。

少し待つと、4枚の画像が生成される。挿入したい画像をタップしてスライドに挿入しよう。気に入った画像がない場合は、「再生成する」をタップするか、「戻る」をタップしてプロンプトを入力し直す。

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