約10年、Galaxyシリーズの取り扱いがなかったソフトバンクから、「Galaxy S25」「Galaxy S25 Ultra」が2月14日に発売される。しかも、Galaxy S25については、最初の1年間は「月3円」で利用できることが大きな話題になっている。それはどういう仕組みなのか、本当にオトクなのか今回紹介する。
48回分割払いで最初の1年目の支払額が「月3円」
「月3円」のカラクリはというと、ここ数年スマートフォン販売で用いられてきたのと基本同じ仕組みだ。最初の一定期間(今回は1年)は分割での支払額を極端に安くして、その後は残債に応じた金額を支払うことになる。
具体的には、Galaxy S25の場合で1~12ヵ月目が月3円、13~48ヵ月目が月3607円と設定されている。最終的に端末を手に入れたい場合は総支払額は12万9888円。普通に本体を購入する場合とあまり変わらない。
ただし、1年間利用するのに機種代金は36円(3×12回)で済むわけではない。機種を返却して、残債を免除されるにはまず「新トクするサポート(プレミアム)」への加入が必要。
そして13ヵ月目に返却するときは「早トクオプション」を適用することになるので、そのオプション利用料が2万2000円で、合計2万2036円。ウェブサイトにもこの金額が大きく表示されている。しかし、実際にはさらにお金がかかる。
というのも「早トクオプション」を使うには「あんしん保証パックネクスト」(月1190円)への加入が条件となっているためだ。
「あんしん保証パックネクスト」自体は、故障・破損時の負担額が0円になるなどメリットももちろんある。一方で、こうしたリスクは自分で背負うので補償サービスは不要という人もいるだろう。
というわけで、この保証パックの料金が12ヵ月間で計1万4280円。合計すると3万6316円。言うまでもないが、ソフトバンクに契約した場合の月額料金も必要だ。
PayPayポイントやGalaxy用アクセサリーのプレゼントもあり
これで実質価格がさらに下がる
Galaxy S25でソフトバンクが打ち出した今回の金額は、MNPでも新規でも機種変更でも同じという。予約受付をしていた店頭でのスタッフに質問しても、同様の答えが返ってきた。
一方で、実質価格を下げてくれる、さらなる特典もある。まずは、サムスン電子が開催する「Samsung Galaxy S25 Seriesをご購入でPayPayポイントがもらえるキャンペーン」。あらかじめキャンペーンサイトでガチャを回し、対象期間中にGalaxy S25シリーズを購入すると最大3万5000ポイントのPayPayポイントがプレゼントされるというもの。
最大の3万5000ポイントはGalaxy S25 Ultraでの1等の場合で、2等が2万5000ポイント、3等が1万ポイント。Galaxy S25だと、それぞれ2万ポイント、1万3000ポイント、8500ポイント。応募者全員にどれかが必ず当たるということなので、実質値引きと捉えてもいいだろう。
さらに発売日までの予約で、Galaxy S25 Ultraで「Galaxy Buds3」(実売2万円弱)、Galaxy S25で純正モバイルバッテリー「45W Battery Pack 20,000mAh」(実売6000円弱)がプレゼントされる。