それでは「AQUOS wish4」ならではのメリットと、購入する際に注意したいポイントについて紹介します。
AQUOS wish4のメリット その1
圧倒的な価格の安さ
AQUOS wish4は、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンです。性能などは後述しますが、なんといっても価格の安さに目を惹かれます。ドコモは一括で2万2000円。Y!mobileや楽天モバイルでも割引やキャンペーンを適用するとそれぞれ1万80円、1万6930円になります
量販店で単体で購入すると最安値で実売3万3660円(+ポイント還元)ですが、それでも安価な部類に入ります。発売から半年くらい経ちますが、いまだに販売ランキングの常連なのも、この価格の安さが影響しているでしょう。
AQUOS wish4のメリット その2
おサイフケータイを始め必要な機能は全部入り
価格が安いからと言って、性能が低いわけではありません。まず、キャッシュレスでスムーズに支払いができる「おサイフケータイ」に対応しているほか、ディスプレーは6.6インチ液晶の大画面でリフレッシュレート(1秒間に画面を書き換える回数)は90Hz、バッテリーは5000mAhの大容量を搭載しています。
防水・防塵に対応しているだけでなく、耐衝撃(落下)性能も優れているので、うっかり落としても壊れにくくなっています。さらに、ハンドソープやアルコール除菌シートで掃除ができるのです。
また、迷惑電話防止機能も充実しています。アヤシイ電話を事前に知らせてくれたり、代理で応答したり、通話録音ができたりと、電話を使った犯罪行為に対しても強いのです。
AQUOS wish4のメリット その3
カメラ性能は高くはないが、しっかり撮れる
最近はさまざまなスマホにカメラが2つ付いていますが、AQUOS wish4は1つです。1つとはいえ5010万画素(F値1.8)と高性能なスマホに引けを取らない性能を持っていますし、被写体に合わせて最適なモードにしてくれるAIや「ProPix lite」という新画質エンジンのおかげで、十分綺麗な写真に仕上がります。
また、F値1.8と明るいレンズのおかげで、夜景モードで明るくクッキリとした夜景写真も撮れます。インカメラもアウトカメラにも手ぶれ補正があるので、安定した撮影ができるのも魅力です。
購入時に注意したい2つのポイント
高度な写真撮影・ゲーミングには不向き
搭載されているチップセットがMediaTek Dimensity 700という若干古い世代のものなので、あまり処理性能が高くありません。たとえば「原神」のように高い処理性能が求められるゲームは、動作がカクカクになってしまいます(画質の設定を一番下にすれば遊べなくはありません)。また、4Kなどの高解像度の動画の再生も厳しいものがあります。
カメラも前述のとおり単眼ですので、超広角や望遠、深度カメラによるポートレートといった撮影はできません(望遠はデジタルズーム8倍に対応しています)。
ゲームもやりたいし、カメラでいろんな写真が撮りたいという人には向きません。
ディスプレーがHD+の液晶でやや暗い
最近のスマホは有機ELディスプレーに解像度はフルHD(1920×1080)というのが当たり前です。ですが、AQUOS wish4の解像度は1612×720ドットで、パネルは液晶です。上位モデルで一般的なフルHDの画面に慣れていると、少しボヤっと感じる人もいるかもしれません。
画面の輝度は公開されていませんが、屋内なら問題ないのですが、屋外だと結構暗くて見えにくいことがあります。屋外でスマホをよく使うという人は、注意してください。