キーボードの配列を確認する
キーボード選びの基本は、キー配列だ。基本的には、日本語配列と英語配列のどちらかを選ぶことになる。日本語配列は日本語入力に最適なので、一般的な文章を入力する人に向いている。一方の英語配列は、英語入力やプログラミングに適している。ただし、一部のキー配列が異なるので慣れが必要だ。
iPad向けとして販売されているキーボードは、英語配列のものも少なくない。そのため、よく確認しないと、望んでいない配列のものを選んでしまうことがあるので注意したい。
また、日本語配列であっても、英語配列だったものを無理に日本語配列へ変更しているキーボードもある。このようなキーボードは得てして配列がおかしく、使ってみると違和感を覚える。そこで、キーボードの配列については、次のような点はチェックしておきたい。
●「Enter」キーの大きさ
日本語配列のキーボードを選ぶ場合、「Enter」キーの大きさに注目してほしい。一般的な日本語配列の場合、「Enter」キーは2段分を使う縦長のものだ。しかし、日本語配列とうたっているにもかかわらず、英語配列と同じ1段分になっている製品も存在する。日本語キーボードに慣れている人は、この違いは地味に大きいので、必ず確認しておこう。
●右側の「Shift」キーの有無
主に中国のメーカーが製造しているキーボードには、右側の「Shift」キーがなく、「ろ」のキーになっているものが多い。右側の「Shift」キーをあまり使わないなら問題ないが、よく利用する人は使いにくさを感じると思うので、必ず確認しておいたほうがいい。