無印iPadも新登場 CPUが2世代進んでA16に&128GBになって5万8800円~は変わらず

文●オカモト/ASCII

2025年03月05日 00時15分

Apple Intelligence非対応も2世代新しいCPUで性能アップ
最安モデルは2倍の128GBになったのに価格は変わらずが◎

 M3搭載で新登場したiPad Airとともに、無印iPadもCPUが新しくなってリニューアル。すでに予約注文は開始されており、発売日は3月12日。

第11世代iPad

より複雑なアプリもサクサク動く! A16を搭載してiPadが新登場

 なお、従来の第10世代はストレージは64GB~だったのに対し、第11世代の新iPadは128GB~にも関わらず、この最低容量モデルの価格は5万8800円と変わらないのはうれしい点(256GBは7万4800円、512GBは11万800円、セルラーモデルはプラス2万6000円)。

第11世代iPad

外観やデザインに大きな変更はなし。10.86型液晶を搭載する

 従来モデルの第10世代iPadは、2022年秋に新デザインになって登場。10.86型のディスプレイに本体上部のTouch ID一体の電源ボタン、カラフルな本体色と魅力的な進化を遂げたが、2年半にわたり新モデルが登場しないことでCPUなどにやや古さを感じる状態となっていた。

第11世代iPad

カラフルなのも無印iPadの人気の理由

 新しくなったiPadは、CPUが従来モデルのA14 Bionicから、2世代進んでA16に。A16はiPhone 14 ProやiPhone 15に搭載されているCPUで(コア数は5コアCPU、4コアGPUとiPhone搭載版から減少している)、当然性能はアップ。第10世代と比べると30%近く、A13 Bionic搭載の第9世代と比べると最大50%パフォーマンスが向上するとしている。

 さらに、現在販売台数が多いAndroidタブレット(Snapdragon 695搭載)と比べた場合には最大6倍高速だとアップルはアピール。ただし、Apple Intelligenceには非対応となる。

 カラバリは従来と同じブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4色。カラフルなバリエーションから選べるのも無印iPadの大きな魅力だろう。

第11世代iPad

どの色を選ぶか悩ましい

 

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