スペイン・バルセロナで開催されている「MWC Barcelona 2025」のファーウェイブースには、最新のスマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど様々な製品が展示されています。どんなファーウェイ製品があるのか、まとめて紹介します。
ついにグローバル発表された三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」
世界初の三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」。以前、弊チャンネル(モバイルドットコムTV)の動画でも取り上げ、未来感にとても興奮したデバイスです。
折りたためば6.4型のスマートフォン、開くと最大10.2型の大画面タブレットになる1台となっています。
閉じたときも薄いですが、開いたときの本体の薄さにとても驚きます。3画面時の最も薄い部分は、約3.6mm。驚異的です。
カメラは、5000万の広角、1200万画素の超広角、1200万画素の望遠でトリプルカメラ構成。広角に物理可変絞りを搭載し、F1.4~4.0までの間で絞りの調節が可能です。このほかに、最大66Wの急速充電や大容量5600mAhバッテリーを備えています。
万人向けというわけではありませんが、スマホ好きなら間違いなくワクワクできる1台です。日本には投入されていないのが残念ですが、今後の展開に期待したいところです。
薄型折りたたみスマホ「HUAWEI Mate X6」
薄型の二つ折りスマートフォン「HUAWEI Mate X6」。開くと 7.93型、折りたためば 6.45型のディスプレーを搭載。折りたたみ時の厚さは約9.8mm、展開時は約4.6mmと薄いです。
今回手に取ったモデルは、背面にウィーガンレザーを採用しており、とても薄型で高級感のあるデザインが魅力的でした。
SoCは「Kirin 9020」を搭載。カメラは、トリプルカメラ構成となっています。5000万画素の広角、4000万画素の超広角、4800万画素の望遠。広角に物理可変絞りを搭載し、F1.4~4.0までの間で絞りの調節が可能となっています。
世界最薄ではないものの、とても薄く折りたたみスマホの進化を感じられる1台でした。ただし、本製品も日本未発売のモデルとなっています。
高性能カメラ搭載のハイエンドモデル「HUAWEI Mate 70 Pro」
ファーウェイのフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 70 Pro」。ディスプレーは約6.9型(有機EL)搭載、リフレッシュレートは1~120Hz駆動となっています。
バッテリーは、大容量の5500mAh搭載。IP68・IP69の防水防塵、最大100Wの急速充電にも対応しています。
背面はマットな質感で、サラサラとした触り心地。統一感があり、高級感を感じました。
カメラはトリプルカメラ構成で、5000万画素の広角、4000万画素の超広角、4800万画素の望遠。広角には、物理可変絞りを搭載し、F1.4~4.0までの間で絞りの調節が可能です。また、望遠はテレマクロ撮影にも対応。グッと寄って印象的な写真を撮ることができます。
残念ながら日本発売は未定。実機を確認したのは初めてでしたが、とても上質で思わず手に取りたくなるようなスマートフォンでした。
ファーウェイの最新タブレットやウェアラブルデバイス製品も
ファーウェイブースには上記以外にも、スマートウォッチの「HUAWEI WATCH」シリーズや、ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeArc」「HUAWEI FreeBuds Pro 4」、タブレットの「HUAWEI MatePad」シリーズなど様々な製品が展示されていました。