メリット1:もっとも手軽で、かつ一番人気のMacBook 使いやすさとモバイル性のバランスが抜群
13インチMacBook Air(M4)重量は1.24kg。モバイルノートPCとしては標準的ですが、特筆すべきはキーボードの質感。
軽量モバイルノートPCには、キーがたわんだり配置が特殊だったり、打鍵感が残念な製品も多々ありますが、Magic Keyboardはキー配置やサイズに無理がなく、打鍵感が心地よく長時間の入力作業がストレスフリーです。この文字入力のしやすさだけで、MacBook Air(M4)を選ぶ価値があります。
そしてファンレスのため、ファンの騒音にイライラすることもありません。どこでも気兼ねなく「ストレスなく」作業できるのは、モバイルワーカーにとって大きな魅力です。
MacBook Air(M4)は、SoCを前モデルのM3からM4にスペックアップ。10コアGPU搭載モデルは、上位モデル「MacBook Pro(M4)」と同等の処理性能を発揮します。
「Geekbench 6」のスコアーは、CPUのシングルスレッドが3700前後、マルチスレッドが14000前後。GPUのMetalが55000前後。前モデルのM3搭載MacBook Airはシングルスレッドが3123前後、マルチスレッドが11711前後。GPUのMetalが47744前後。前モデル比で15%~19%ほど処理性能が向上しています。
メリット2:最大18時間動作で、充電は1日1回でOK
MacBook Air(M4)の駆動時間は最大18時間(ビデオストリーミング)。ネット接続で最大15時間と、ほぼ1日中使い続けられます。朝に満充電しておけば、その日はほぼUSB-C充電器を持ち歩く必要はありません。
高速充電には70W以上のUSB-C充電器が必要ですが、30W出力以上の充電器なら、iPhoneのUSB-C充電器を共用できます。
メリット3: アップル最強のエコシステム:iPhone、iPadとの連携が超強力
iPhoneやiPadなどのアップル製品ユーザーにとって、MacBook Air(M4)は最強の連携ツールです。iPadを外部ディスプレーとして使える「Sidecar」や、作業内容をiPhoneなどに引き継げる「Handoff」などで、データの同期や作業の引き継ぎはスムーズそのもの。
iPhoneで受け取ったメッセージや通知などは、MacBook Air(M4)で確認できます。
MacBook Air(M4)が搭載するM4は、もちろん4月初旬から日本で提供予定のアップルのAI機能「Apple Intelligence」に対応します。ローカルでAI処理を実行でき、プライバシーを保ちながら効率的に作業を進められます。
AIの真価発揮は4月からですが、16万4800円からという価格も、AI対応PCとしてはお手ごろ感がありますね。
購入時に注意したい2つの側面
MacBook Air(M4)は高バランスで魅力的なモバイルノートPCですが、いくつかの注意点もあります。
接続端子はThunderbolt 4×2のみ、周辺機器接続に制限がある
MacBook Air(M4)の接続端子はThunderbolt 4(USB-C)×2のみ。転送速度は最大40Gbpsと高速ですが、出先でディスプレーに有線接続したり、USB-A接続の周辺機器を利用する際は、別途HDMI搭載のUSBハブなどが必要。オフィスなど出先で使うディスプレーがAirPlay非対応、もしくはDisplayPort入力不可の場合は少し不便に感じると思います。
13インチ最小構成モデルのM4のGPUコア数は8
13インチモデルの最小構成は、10コアCPU/8コアGPU版のM4を搭載。ゲームプレイや映像制作などのクリエイティブ用途なら、+3万円のアップチャージで10コアGPU版を選択しましょう。
SSD容量も256GBから512GBにアップするので、大容量のAAAゲームも安心ですし、大量の動画素材も扱いやすくなります。