
参考写真 Daniel Korpai | Unsplash
アップルが今年発売するとうわさの超薄型「iPhone 17 Air」には、先進的なバッテリー技術が採用されるかもしれない。台湾メディアDigiTimesが5月16日に報じた。
同紙によると、日本のサプライヤーであるTDKの齋藤信浩CEOが最近のインタビューで、新世代のシリコンアノードバッテリーの出荷をこれまでより前倒しして6月末までに行うことを明かしたという。
齋藤氏は「スケジュールは順調に進んでおり、まもなく出荷する予定です」と延べ、さらに「一部の端末メーカーは、1世代早く新しいバッテリーを自社製品に搭載できるかもしれません」と付け加えたとのこと。
これにより、9月発売とうわさのiPhone 17 Airへの搭載が間に合うかもしれないとみられているのだ。
TDKのバッテリーはアノード(電極の負極)に従来のグラファイトではなくシリコンを使用しており、従来のバッテリーと比較して同じスペースに15%多くのエネルギーを詰め込むことができるという。
これによりバッテリースペースの少ない薄型スマートフォンでも、バッテリー寿命を長くすることができると期待されている。
アップル関連の著名アナリストのミンチー・クオ氏によると、アップルは「iPhone 17 Airは高密度バッテリーを搭載する」という。
詳細が不明なため本当にシリコンバッテリーが搭載されるのかは分からないが、採用されれば「あまりバッテリー駆動時間が良くない」と言われているiPhone 17 Airでも、従来モデルくらいには動いてくれるようになるかもしれない。