チップセット性能を高めAI機能を強化した
「razr 60」
razr 60は前モデル「razr 50」のチップセットなどをアップデートした後継モデルだ。チップセットはMediaTekのDimensity 7400X、ディスプレーは6.9型を搭載。フロントカメラは3200万画素である。
アウトディスプレーは引き続き3.6型であり、カメラも5000万画素広角+1300万画素超広角は同等だ。そのため外観上の違いはカラバリ程度といった感じである。
本体サイズは現時点では非公開だが、razr 50とほぼ同等と感じられた。razr 60 Ultraとは異なり、本体左側にAIボタンが搭載されていない。
本体下部の形状もrazr 50と同等だ。後述するがカラバリ・外装素材が変わったことで、razr 50の単なる後継機ではなく、生まれ変わった新モデルという印象を受ける。
3.6型のアウトディスプレーはアプリをそのまま利用できるが、4型ディスプレーのrazr 60 Ultraと比べると画面が狭く、表示できる情報量も少ない。ただし、そのぶん価格は安く、モトローラは縦折り型のモデルをより多くのユーザーへ広げようとしているようだ。
本体のカラバリはナイロン風仕上げの「PANTONE Gibraltar Sea」、レザー風仕上げの「PANTONE Spring Bud」、アセテート仕上げの「PANTONE Light as Sky」、レザー風仕上げの「PANTONE Parfait Pink」の4色。発表会会場にはピンク以外の3色が展示されていた。イギリスなどではこの3色のみが販売となる。
イギリスではrazr 60のメモリー8GB+ストレージ256GBのみ799.99ポンド(約15万2000円)で予約が始まっている。
最後に、razr 60も簡単なスペック・機能が紹介された。