総務省「偽基地局」に注意喚起 一部都市で圏外となったり不審なSMSを受信するなどの事案

文●@sumire_kon

2025年05月02日 12時05分

基地局のピクトグラム風画像

 総務省は5月2日、都内周辺をはじめとする一部の都市において、不法無線局の疑いのある無線機器(いわゆる「偽基地局」)による携帯電話サービスへの混信事案が発生しているとして、注意を呼びかけた。

 本件は電波の混信により、携帯電話が圏外となったり、フィッシング詐欺等の不審なSMSを受信したりするというもの。

 総務省は利用者に対して、フィッシング被害防止のため、「怪しいSMSやメールのリンクをクリックしない」「IDやパスワード、個人情報などを不用意に入力しない」といった基本的な対応を守るよう案内している。

 SNS(X)では4月に入り、本物の携帯キャリアを装った電波を発信し、接続したユーザーにフィッシングメールなどを送信する手口について、複数のユーザーが受信状況などを報告。村上総務大臣も4月15日の記者会見で、関係各所と協力し、対応にあたっていることを明かしていた。

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