auの通信衛星直接接続サービス、iPhone 13やPixel 7/8も対応

文●オカモト/ASCII

2025年05月13日 19時40分

 KDDIは、Starlinkの低軌道衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」の対応端末として、13機種を5月13日以降順次追加する。これにより、63機種800万台以上で対応する形となる。

Starlink

 具体的な機種名としては、iOS 18.5へのアップデートで対応したiPhone 13シリーズの4モデル(13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max)、5月19日予定のarrows We2、さらに6月4日予定のPixel 7/8(およびPixel Fold)、6月5日予定のXpeia 1 VIIとなっている。

 au Starlink Directは、上空約340kmに打ち上げられている専用の通信衛星から、既存の4G周波数で電波を発信することで、すでにあるスマートフォンと直接の通信が可能になるというもの。現時点ではテキストメッセージの送受信や現在位置の共有、Geminiによる調べ物(Androidスマホのみ)などに留まるが、夏以降にデータ通信も計画されている。今後は使い放題系プランのサービスと1つとして盛り込まれるほか、他キャリアのユーザーも月1650円で単体契約が可能になる。

 

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