ついに出た! わずか5.8mmの薄型スマホ「Galaxy S25 Edge」実機レビュー (1/2)

文●山根康宏 編集●ASCII

2025年05月16日 12時00分

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 サムスンは5月13日に「Galaxy S25 Edge」を発表した。1月の発表会「Galaxy Unpacked」で製品の外観だけは発表されていたが、今回の発表でようやく製品実機が披露された。新たなトレンドとなるであろう、超薄型スマートフォンの全容を見ていこう。

5.8mmの薄さのハイスペックなスマートフォン

 Galaxy S25 Edgeは同社のフラッグモデルであるGalaxy S25シリーズの一員となる製品だ。チップセットには同シリーズと同じクアルコムのSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載する。画面サイズは6.7型(3120×1440ドット)で最大120Hz駆動、表面はコーニングのGorilla Glass Ceramic 2でカバーされ、強度が増している。

画面のサイズは6.7型

 カメラは2つに絞って搭載。広角カメラは2億画素で、最上位モデルの「Galaxy S25 Ultra」と同等の性能を持つ。もう1つのカメラは超広角で1200万画素だ。Galaxyシリーズのカメラは背面に埋め込みレンズ部分以外は出っ張らないすっきりしたデザインを採用しているが、Galaxy S25 Edgeは本体が薄くなった分、2つのレンズを楕円状のバンプの上に搭載している。また、フロントカメラは1200万画素を搭載している。

広角カメラは2億画素

 本体サイズは厚みが5.8mmとGalaxy史上最薄サイズとなる。高さは158.2mm、幅75.7mmで、重さは163gと軽量だ。今回は韓国・ソウルのサムスンストアで実機をテストしたが、本体厚さをアピールする什器も設置されていた。

本体の厚みはわずか5.8mm

 底面から見るとSIMカードトレイやUSB Type-C端子の厚さも本体に対してかなりギリギリの大きさになっていることがわかる。指先でつまめるほどの薄さと軽量化を実現したわけだが、バッテリー容量は一般的なスマートフォンより小型の3900mAh、急速充電にも非対応となっている。

SIMカードトレイもこの薄さに収めた

 本体上部から見るとカメラ部分の2段階のでっぱりがわかる。薄型モデルなのでカメラもよりフラットなデザインにまとめてほしい気もするが、カメラバンプのサイズがそれほど大きくはなく、手に持った時もカメラ部分が邪魔になることもないため、実用上は気にならなかった。ケースを付ければよりでっぱりは目立たなくなるだろう。

カメラ部分のでっぱり度合い

 本体のカラバリはTitanimu Silver、Titanium Jetblack、Titanium Icyblueの3色。いずれもメタリック感を味わえる色合いにまとめている。なお、販売国により販売されるカラーは異なる場合があるとのこと。

 韓国での販売価格はメモリー12GB+ストレージ256GBのモデルが149万6000ウォン(約15万6000円)、12GB+512GBモデルが163万9000ウォン(約17万1000円)で発売は5月23日を予定している。

カラバリは3色

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