Ankerが新製品一気出し! カレーも売りの充電カフェから、自宅の配電盤用バックアップ電源まで

文●オカモト/ASCII

2025年05月23日 09時00分

 アンカー・ジャパンは22日、「Anker Power Conference 2025 Spring」を開催。最新情報や新製品を一気に発表した。とにかく製品数が多いので、その中の話題になりそうなものをピックアップしてお届けしよう。

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電源周りの新製品がズラリ。とにかく数が多いのです

オリジナルカレーを用意の直営カフェを汐留に開店
スマホもPCも自分も休息&チャージが可能

 まずは汐留に開店予定の「Anker Store & Cafe」。

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汐留にショップとカフェを一体化した新形態を開店。カフェでの利用時はテーブルにQi2対応の充電器や充電ケーブルが用意されているなど、Ankerらしい要素は多数

 表参道や銀座、羽田空港、渋谷などに「Anker Store」を構え、すぐに使える充電済みのモバイルバッテリーを販売するなど、リアル店舗の拡大も進めるAnkerだが、今度はカフェを汐留(カレッタ汐留B2F)に5月24日開店。

 オリジナルのカレーやエールなどのメニューも自慢だが、そこはAnkerらしく、テーブルにはQi2対応のワイヤレス充電器、全席にUSB Type-C/Lightningの充電ケーブルを設置するなど、人間もスマホもPCも“チャージ”できるのがコンセプトとのこと。フードメニューはすべて1000円以下で、ここでもコスパの良さが売り。

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こだわりのカレーやヌードルのメニューも。ドリンク類はお手頃だ

配電盤を分岐して、ポータブル電源を停電時のバックアップに
工事の手配もAnker側で対応

 「Anker Solix Power Link System」も新たなチャレンジ。これは家庭用配電盤に電気工事士によって分電盤を追加。そこにポータブル電源を組み合わせることで、工事時に指定した特定のコンセントに対して、停電時も給電を可能にするというもの。具体的には照明や冷蔵庫など、最低限給電が必要と思われる機器に利用することが想定されている。

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配電盤を工事によって分岐。そこにポータブル電源を接続することで、停電時にコンセントを差し替えることなく電気が供給される。自宅全部というより、必要な一部の領域のみ給電することを想定している

 ポータブル電源は同社の汎用品を利用するため、外出時にポータブル電源だけ取り外して持って行くといった活用も可能。分電盤は19万9900円。工事の調整もアンカー・ジャパンで対応する。

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ポータブル電源は3製品が対応モデルとして挙げられている。左の「Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station」はその1つで、今回発売される新製品。1024Whで最大1550W出力が可能。価格は9万9990円だが、6月11日まで1500台限定で30%オフ中

定番ワイヤレスイヤホンはANC性能がアップ
Thunderbolt 5対応で何でもありのドッキングステーションも

 続いては新製品。カナル型の完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 5」はシリーズ通算で150万台を突破したというベストセラー機の最新モデル。

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定番イヤホンの新モデルが登場

 特にANCが大幅に強化されており、センサーが毎分180回、周囲の騒音レベルや装着状態を検知して自動的に最適化。環境に左右されずに効果を発揮するという。ANC利用時でも最大8時間持ちのバッテリー駆動時間もうれしい。価格は1万4990円で、Amazonでは5月28日まで初回セールで10%ポイント還元。

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進化点はこのとおりだが、ANCの強化が最大の売り

 「Nebula X1」は3色(RGB)レーザー光源を搭載したプロジェクターとサテライトスピーカーをセットにした本格的なホームシアターシステム。解像度は4Kで、5000:1のコントラストを実現。最大300インチで投影できる。プロジェクターとスピーカーはWi-Fiで接続する。価格は44万9900円。6月10日までは初回セールとして、Amazonでは20%ポイント還元。

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本格ホームシアターシステムも新登場

 「Anker Prime ドッキングステーション (14-in1, 8K, Thunderbolt 5) 」は、最新のThunderbolt 5規格に対応したドッキングステーション。Thunderbolt 5対応のノートPCなどと接続することで、120Gbpsデータ転送や8K出力が可能なThunderbolt 5対応のUSB Type-C端子が3つのほか、各種デバイスの充電やデータ転送に使えるUSB Type-C×2、10Gbps対応のUSB Type-A×3、HDMI 2.1、DisplayPort 2.1、SDカードスロット、microSDカードスロット、オーディオ入出力、2.5GbEのLAN端子と多数のインターフェースが利用できる。

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Thundrerbolt 5対応のドッキングステーションはとにかく高性能

 本体サイズは約116×116×75mm。価格は4万9990円で、5月28日まで限定500個限定で20%オフクーポンが用意される。

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ノートPCには最大140Wの電源供給が可能で(ACアダプター機能も内蔵する)、さらにこれだけの端子や機能を持つ

 そのほかGoogleの「デバイスを探す」(検索ハブ)に対応した忘れ物トラッカー(「Eufy SmartTrack Card」3990円、「Eufy SmartTrack Link」2990円)、3Dテクスチャ表現に対応したパーソナルUVプリンター、屋外用防犯カメラなど多数。詳しくは同社のイベント特設サイトもチェックしてほしい(https://www.ankerjapan.com/pages/anker-power-conference-25-spring)。

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Androidスマホと組み合わせて使えるトラッカーもついにAnkerから登場。カード型とタグ型がある

 
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