ロンドン生まれのNothing Phoneは、スマホのデザインが画一化されている昨今、一石を投じて話題になりました。その中でも今回紹介するのはNothing Phone (3a)は廉価版の位置値付けで、スペック的にはミドルクラスですが、カメラは3眼、おサイフケータイなどの機能を備えて5万円台の価格を実現しています。
それでは、Nothing Phone (3a)の3つの特徴と2つの注意点を紹介します。
Nothing Phone (3a)を使う3つのメリット
ポイント(1) Nothingならではの独自の世界観を満喫
Nothing Phone (3a)の最大の魅力は、ほかのスマホにはない独自の世界観です。UIからシステムサウンド、通知の演出まで、Nothingらしい遊び心と先進性が随所に感じられます。背面のLEDライト「Glyph Interface」による通知は、視覚的にも楽しく、通知や着信が来るたびにワクワクさせてくれます。
シンプルながらも個性的なUIや、独自の効果音も所有欲を刺激してくれます。日々のスマホ操作がもはや「作業」ではなく、触るたびに新しい「体験」になるのです。
ポイント(2) コスパ抜群、価格だけ見て買っても十分過ぎる性能
Nothing Phone (3a)は、FeliCaやミドルクラス中でも上位級のCPUを備えつつ、価格は5万4800円から。デザイン面抜きで、普通に他のスマホと比べてもコスパは高く、「価格だけで買っても十分」と言えます。
コストを抑えつつも、最新の機能や快適な使い心地が得られます。
ポイント(3) 楽天モバイル専用ブルーモデルで「みんなと違う」スマホ体験
楽天モバイル限定色・ブルーは、個性をさらに際立たせています。透明な背面パネルとLEDの演出に、鮮やかなブルーが加わることで、ほかのスマホとは一線を画す存在感があります。人と同じものを使いたくない、スマホにも自分らしさを求めたい人にピッタリです。
購入時に注意したい点
ポイント(1) すでに上位モデル「Nothing Phone (3)」が発表済み
Nothing Phone (3a)は文句なく高コスパな製品ですが、海外では7月1日に上位モデルの「Nothing Phone (3)」が発売されました。日本導入は今夏発表予定なので発売は少しだけ先。またLEDライトに変わってドットディスプレーを搭載するなど、演出面も変わりました。
最新モデルが欲しいのなら、Nothing Phone (3)でしょうが、価格はほぼ確実に10万円以上。その点、Nothing Phone (3a)は価格と性能のバランスが非常に良いため、コスパ重視の方には引き続きオススメできます。
ポイント(2) 日本国内でのサポートは限定的
Nothingは海外メーカーということもあり、日本国内でのサポート体制がやや限定的です。万が一のトラブル時、対応に時間がかかるかもしれません。ただし、通常利用で大きな問題が発生したという事例は見られませんし、スマホについての一定以上の知識を持っているなら、特に困ることはまずないでしょう。