ほかの格安SIMより高速!? ソフトバンク回線の「LINEモバイル」を契約する

文●正田拓也

2018年08月02日 12時00分

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LINEモバイルの エントリーパッケージ
LINEモバイルの エントリーパッケージ

 ここ最近の格安SIMのトレンドといえば、ソフトバンクの回線を使ったMVNOの格安SIMが相次いで2社出てきたこと。

 すでにソフトバンク回線のサービスはb-mobileやQTmobileなどにもあったが、ソフトバンクの資本も入った「LINEモバイル」が開始したので早速申し込んでみた。

ソフトバンク回線のメリットは、ソフトバンク端末が利用しやすく
対応周波数の面で海外メーカー端末も使いやすい

LINEモバイルの申込み画面でソフトバンク回線を選べる
LINEモバイルの申し込み画面でソフトバンク回線を選べる

 ソフトバンクのネットワークの格安SIMは、今年になっていくつか登場している。今回加入したLINEモバイルに続いて「mineo」も9月開始を発表した。mineoはこれでau、ドコモ、ソフトバンクと3キャリアのネットワークが選べることになる。

 LINEモバイルでは、ドコモ回線に続いて2キャリア目のサービスとなる。LINEモバイルの特徴はドコモ回線と同額の料金で提供していること。

 元のキャリアによって回線の仕入れ条件は異なるため、mineoの場合も回線ごとに料金は違っているが、LINEは同じとなっている。

 ソフトバンク回線によるメリットとしては、ソフトバンクが販売するスマートフォンが利用しやすいこと。

 とはいっても全部ではなく、ソフトバンク版iPhoneでは「iPhone 5s」と「iPhone 6」以降がSIMロック解除なしに利用できる、としている。

 Androidスマートフォンは「HTC U11」(601HT)や「DIGNO G」(602KC)を含む、2017年8月以降に販売開始されたものがSIMロック解除が不要で利用できるとある。

 そして、もうひとつソフトバンク回線のメリットがあると思っている。それは対応周波数だ。

 グローバル機をそのまま日本で販売している機種では、ドコモやauのプラチナバンドであるバンド19や18には対応せず、ソフトバンクのバンド8だけ対応している機種がある。

 そのような機種ではソフトバンクネットワークの格安SIMを使うとエリアが広がる可能性がある。

 また、人によっては行動範囲がソフトバンクだけ電波状態が良好ということもあるだろう。そういった場合にもソフトバンク回線の格安SIMが選べるようになるのは喜ばしい。

6ヵ月間、900円が割引になるキャンペーンもある

LINEモバイルのウェブサイトに掲載されているキャンペーン告知
LINEモバイルのウェブサイトに掲載されているキャンペーン告知

 これは特にソフトバンク回線に限ったことではないが、新しいプランが出ることでキャンペーンが行なわれることが多い。

 今回のLINEモバイルでは、ソフトバンク回線スタート記念キャンペーンということで6ヵ月間にわたって900円(税別)を割引くキャンペーンを実施している。

 さらに、LINEのサイトから申し込み、通常の登録事務手数料を払う人はLINEギフトコードを最大4000円分もらえるキャンペーンもある。

 しかし、LINEスタンプをたくさん買うような人でもなければメリットは少なく、ポイントではなく純粋に現金の持ち出しを少なくしたいなら、加入パックを安く購入して加入したほうが費用は抑えられる。

 筆者の場合は、月額900円割引くキャンペーンを適用してもらうほかは、LINEギフトコードをもらうことはやめ、加入パックの「エントリーパッケージ」をAamazonから450円で買うことにした。

申し込みはスムーズ、SIMは翌日に到着

 申し込み方法はソフトバンク回線だからといって違いはない。違いといえば申し込み時にソフトバンク回線であることや端末種類を指定する程度となる。

加入パッケージといっても、コードが書かれた厚紙が入っているだけだ
加入パッケージといっても、コードが書かれた厚紙が入っているだけだ

 申し込みの前にやったことは、Amazonで450円でエントリーパッケージを購入し、そして今回はMNPでの同番移行のため、元の通信事業者にMNP番号の発行を受けた。

 エントリーパッケージが届いて書かれているコード、MNP番号が揃ったらいよいよ申し込みとなる。

 あとはLINEモバイルのウェブサイトから画面の推移に従って申し込みをするだけとなる。途中、ソフトバンクの回線を選択したほか、SIMのサイズのほかにiPhoneかAndroidかを選択するところがある。

 純粋なSIMフリー端末ならどちらでも問題がないのかもしれないが、今回はAndorid版を選択した。

 申し込み手続きは昼ごろに行なったが、当日中にSIMが発送となり、翌日午前にはSIMが届いていた。ソフトバンクの申し込みがスタートしたばかりで混雑も予想されたが、この速さは意外だった。

 届いたSIMはソフトバンクのマークが入ったもので、ソフトバンク契約のSIMと区別がつかないもの。ドコモ回線の格安SIMのように真っ白なSIMや、au回線の格安SIMのように「MVNO」の文字があって区別がしやすいものとは異なっている。

LTEになりにくい不具合が発生するも解決

届いたSIMとその内容物
届いたSIMとその内容物
中にはソフトバンクのAndroid用SIMが入っている
中にはソフトバンクのAndroid用SIMが入っている

 SIMが到着してすぐにウェブサイトから切り替え手続きを行なった。手続きすると新たに到着したLINEモバイルのSIMが有効となり、同時にそれまでの回線が自動解約となる。

 実際にかかった時間は、手続きから2分程度で旧回線が無効となり、それから3分もたたずしてLINEモバイルが有効になった。

 SIMはまずASUSの「ZenFone 5」に入れてみたが、APN設定をすると通信はできるものの3GとHマークの表示が入れ替わる程度で「4G」の表示にはならなかった。

 次にZTEの「Blade E01」に入れてみたところ、最初は3G表示だったが、しばらくすると4Gと表示されてLTE回線が使えるようになった。

 さらに「HUAWEI P20 Lite」に挿入したところ、こちらも少し時間がたってからLTEが有効になった。

 しかし、数日たってみると、どの端末でも挿入後すぐに「4G」表示になった。この間に何あったのかはよくわからないが、現在では順調にZenFone 5で使っている。

ほかの格安SIMより高速!?
昼食時間帯でも下りで10Mbpsを超える

12時53分計測でLINEモバイルの速度測定
12時53分計測でLINEモバイルの速度測定

 速度についても、30Mbpsを超えるような爆速はなかなか出ないものの、昼食時間帯の12時53分の計測でも下りで10Mbpsを超えるなど、ほかの一般的な格安SIMよりも高速。そのほかの利用シーンでも現在のところLINEモバイルのソフトバンク回線は順調だ。

ソフトバンク回線に興味のある人や
バンド8端末を持っているなら試す価値あり

 LINEモバイルはデータ回線なら最低月額500円から利用できるほか、現在、キャペーンで音声通話付き回線なら6ヵ月間は月額900円引きで月額300円から利用できる。

 ソフトバンク回線を試してみたい人や、バンド8対応端末を活用したい人に向いている。

 そして、SIM制限が複雑なソフトバンク回線ではあるが、最初からAndroid用のSIMが用意されているところも安心できる。

 さらに、7月と8月のキャンペーンの1つとして、LINEモバイルのソフトバンクとドコモ回線の変更が今なら無料ということもうれしいところ。

 通常3000円(税別)かかるドコモ回線からソフトバンク回線への変更手数料がタダなのはもちろん、ソフトバンク回線で申し込んでみたが、エリアなどの事情でドコモ回線に変更したくなった場合でも無料で変更ができる。

 今のところデータの流れは良好なので、LINEモバイルのソフトバンク回線版を試してみてはいががだろうか。

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