いよいよ真打登場です 筆者撮影
iPhone XRの先行レビューです。
ブラックのiPhone XRを受け取って、まだ2日と立たないうちに情報解禁が訪れるとあって、1日中触って、本体の写真を撮って、iPhone XRで写真を撮って、一生懸命考える、という週末を送っていました。
結論から言うと、「iPhone XS Maxよりもイイかも」という感想。もう少し踏み込んで言えば、2018年は「iPhone XRを選んでおけば間違いはない」という評価に至りました。
理由はいくつかありますが、アップルのフィル・シラー氏(ワールドワイドプロダクト担当シニアバイスプレジデント)とiPhone XRについて話した際、このモデルが非常に重要であるということを強調していたからです。
シラー氏は過去のアップルのラインアップを紐解き、iMacやiPod mini、iPod nanoといったカラフルな製品は、最上位モデルではなかったものの、最高の製品として多くの顧客に受け入れられたことをふりかえっていました。
その話を引き合いに出すということは、iPhone XRは「X世代のiPhoneを爆発的に広める」という、アップルにとって非常に戦略的な意味が込められていることのあらわれだったからです。
ちなみにみなさんはどの色を選びたいですか? 冒頭でお知らせしたとおり、レビュー用の貸出端末はブラックでしたが、個人的にはブルーが気になる色でした。
ちょうど、欧州のセダンのパフォーマンスモデル、たとえばAudi RS4やBMW M3に、落ち着きつつも鮮やかなちょうど良いブルーがラインアップされていたのを思い出して、軽いあこがれを抱いていたのかもしれません。
ただ、一番面白い色はコーラルでしょう。サーモンピンクにもオレンジにも見える絶妙な色合い。ちょうど、iPhone XRにはピンクもオレンジも用意されませんでしたので。