屋外での使い勝手を探る
Wi-Fiを利用できない場所でインターネットに接続するには、手持ちのスマホのWi-Fiテザリング機能を活用しよう。もちろんWi-Fiスポットに立ち寄れば、インターネットに接続できる。
やや億劫だったのが、dビデオでダウンロードした映画などの視聴時。タブレットとスマホの双方でdビデオを視聴できるよう利用登録してあると、動画再生開始時にdocomo IDでのログイン認証や、3時間ごとの視聴権の更新を求められる。この点はスマホのテザリングを利用すれば乗り切れるので大きな問題ではないが、毎回テザリングするのは面倒だ。この点は「そもそも家で使う前提のタブレット」と割り切った方がよさそうだ。
バッテリー交換は有料
バッテリーは内蔵タイプであり、利用者が取り外すことはできない。バッテリー交換は修理扱いとなり、ドコモの故障取扱窓口に本体を預け、交換完了までに約1週間ほどかかる。交換代金は有料で、価格は5722円。すぐにバッテリーを交換するとは考えにくいが、長期間の利用を見据えている場合は頭の片隅に置いておこう。
ドコモスマホのサブタブレットにオススメ
dtabは、ドコモの各種コンテンツを、家庭内のどこでも楽しめるようにする「ドコモスマートホーム」構想の最初の製品である。ならば、お風呂場にも持ち込めるよう、防水機能を搭載して欲しかった。
さらに言えば「Audyssey」や「Dolby Digital Plus」といった音響技術のおかげで、動画だけでなく音声も心地良い音質で楽しめる。それだけに、たとえdビデオがHD画質に未対応だとしても、すでにiPadのRetinaディスプレイに慣れきってしまった身には、10.1型で1280×800ドットという解像度が物足りなく思えてしまう。
dtabは、ドコモのスマホを持っていなくても使えないことはない。が、やはりその設計思想どおり、これからタブレットを始めてみたいと考えているドコモユーザーに合う製品である。
NTTドコモ「dtab」の主なスペック | |
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メーカー | ファーウェイ |
ディスプレー | 10.1型液晶 |
画面解像度 | 1280×800ドット |
サイズ | 約257.4×176×9.9mm |
重量 | 約633g |
CPU | K3V2T 1.2GHz (クアッドコア) |
メモリー容量 | ROM:8GB/RAM:1GB |
外部メモリー | microSDHC(最大32GB) |
OS | Android 4.1 |
Xi対応 | × |
無線LAN | 2.4/5GHz対応 |
カメラ画素数 | リア:約300万画素CMOS イン:約130万画素CMOS |
バッテリー容量 | 6020mAh(交換不可) |
FeliCa | × |
ワンセグ | × |
NOTTV | × |
赤外線 | × |
防水/防塵 | × |
Qi | × |
カラバリ | Aluminim Silver |
発売時期 | 発売中 |