ソニーモバイルコミュニケーションズは、MWC2014初日に開催した製品発表会で、次期フラグシップ端末「Xperia Z2」を公開したが(関連記事)、それに加えて、タブレット、ミドルレンジスマホ、リストバンド型端末も発表している。
正常進化の新型タブレット
ト「Xperia Z2 Tablet」
まずは日本に投入される可能性も高い(?)、Androidタブレット「Xperia Z2 Tablet」から(海外では3月以降発売予定、国内リリースは未定)。
昨春リリースされた「Xperia Tablet Z」と同じく1920×1200ドットの10.1型液晶を搭載、LTEモデル/Wi-Fiモデルが用意されるなど後継モデルと言っていい内容となっている。フットプリントは266×172mmで変わらないが、厚みは6.4mm(Tablet Zは6.9mm)と薄型化されている。それにともない重量も439g(LTEモデル、Tablet Zは495g)と軽量化された。
この10.1型液晶は、Xperia Z2と同様に「TRILUMINOS display for mobile」と「Live Color LED」の組み合わせ。さらにデジタルノイズキャンセリング機能、バーチャルサラウンド機能にも対応する。カメラは約810万画素の裏面照射型CMOS「Exmor RS for mobile」で、タイムシフト連写やARエフェクトが可能。
スペック面でもSnapdragon 801 2.3GHz(クアッドコア)、3GBメモリー、防水・防塵対応など、Z2同様に非常にハイスペックである。バッテリー容量はXperia Z Tabletと同じ6000mAh。
Xperia Tablet Z2 (LTEモデル) |
Xperia Tablet Z SC-03E(参考) |
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ディスプレー | 10.1型液晶 | 10.1型液晶 |
画面解像度 | 1920×1200ドット | 1920×1200ドット |
サイズ | 約266×172×6.4mm | 約266×172×6.9mm |
重量 | 約439g | 約495g |
CPU | Snapdragon 801 2.3GHz (クアッドコア) |
Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB | 2GB |
OS | Android 4.4 | Android 4.1 |
バッテリー容量 | 6000mAh | 6000mAh |
防水/防塵 | ○/○ | ○/○ |
カラバリ | Black、White | Black、White |
新興国向けにお買い得なミドルレンジモデルも投入
ミドルレンジの「Xperia M2」は、新興国向けモデル。4.8型液晶(540×960ドット)と1.2GHz動作のSnapdragon 400、810万画素の「Exmor RS for mobile」を搭載。Xperiaシリーズならではのアプリケーションを利用できるなど、ミドルレンジとしてはなかなかの性能と機能を持ちながら、230ユーロ以下というお買い得な価格が特徴の1台。カラバリもZ1/Z2と同じ、Black、White、Purpleの3色。発売は4月以降で国内リリースは未定。
「SmartBand SWR10」は1月のCESでリリースが予告されていた(関連記事)、リストバンド型センサー。3月に発売予定で、同じく国内リリースは未定。
Xperiaシリーズにインストールしたライフログアプリと組み合わせ、歩数、音楽、写真、通話など、日常のさまざまな情報を記録する。電話の着信時やSNSの更新時に振動して、通知を行なってくれるほか、音楽プレーヤーアプリの操作も可能。センサー内にはNFCを内蔵しており、連携も簡単になっている。