AQUOS ZETAは履歴ボタンの使いこなしがキー
ここからはそれぞれの独自機能を中心に、紹介しきれなかった機能を取り上げる。AQUOS ZETAは画面下からスライドさせると画面が簡単に縮小する。またグリップセンサーがあるおかげで、持つだけで画面が消灯→点灯する。
履歴ボタン(Recent Appsボタン)を押すと、画面下部にクイックランチャーが表示され、そこからミニアプリや「お気に入り」などが起動できる。「お気に入り」では前回も紹介した「検索キャプチャー」「翻訳キャプチャー」といった機能のほか、「書メモ」「どこでもコピー」などが用意されている。ミニアプリはGoogle Playからも追加できるのだが、まだ数が少ない。
健康に良さそうな機能が豊富
ARROWS NX
ARROWS NXはオリジナルアプリに注目。「スッキリ目覚まし」といった睡眠・起床アプリや健康系のアプリがある。目にやさしいブルーライトカットモード(有効にすると画面が黄色っぽくなる)、ブラウザーで文章を簡単にコピーできる「なぞってコピー」、スライド操作ですぐに機能を呼び出せるのも便利。「スーパーはっきりボイス4」による通話の聞こえやすさも注目したいポイント。
バッテリー関係では「NX!エコ」はアプリの動作制限を手動でカスタマイズできるほか、NX!エコとは別に、バッテリーモニタセンサーなど、電池関連の機能が充実している。
冬にも便利な「手ぶくろモード」に注目
Xperia ZL2
Xperia ZL2はスモールアプリ機能が用意されているが、こちらはGoogle Playに100本以上のアプリがあり、使いこなしが楽しい。またオリジナルのライフログアプリがあり、利用履歴がカレンダーでわかる。対応した周辺機器との組み合わせが必要だが、ノイズキャンセリング機能、ハイレゾ音源の再生はもちろん注目の機能だ。
他にはWALKMANアプリの充実の機能、ディスプレイ設定にはスマホ用手袋で無くても操作しやすい「手ぶくろモード」があり、これはいずれ来る冬に活躍するはずだ。