PCの空き容量が少なくなったら、外部ストレージを追加して必要なファイルはバックアップし、不要なファイルは削除するという整理整頓が基本。常にシステムを身軽にしておきたいところだが、ふと気が付くと容量がひっ迫していた、なんてことはないだろうか?
その際は使わなくなった書類や見なくなった動画ファイルなどを削除するのもいいが、手っ取り早いのは「ディスククリーンアップ」を使った方法。
ディスククリーンアップは、インターネット一時ファイルやシステムによってアーカイブされたエラー報告ファイルなど、ドライブ上にある、利用済みまたは頻度の低い備蓄ファイルを一気に削除してくれる。
一時ファイルは、読み込みを高速化するために用いられることがあるが、実際には数ヵ月前に閲覧したデータなども一時ファイルとして残っていることがある。こうしたファイルは削除してしまって、最新のキャッシュをとりなおしたほうが、かえって高速化する場合もある。
時折、ディスク容量が少なくなった場合にバルーン通知からディスククリーンアップが開くこともあるが、今回は手動でディスククリーンアップを起動して、好きなときに削除する方法を解説していく。具体的な方法は以下の通り。
(次ページに続く、「アップデート時の残骸など不要なシステムファイルを削除する」)