VoLTE対応で通話アプリも搭載
地味な機能が役に立つAQUOS PAD
最後にこれまで紹介できなかった独自機能や小技を取り上げる。AQUOS PADは個人的に画面設定の「のぞき見ブロック」が地味だが便利。電車内で使うときに役に立つ。また「先細ペン」の設定を有効にしておくと、タッチペンを使うときだけでなく、普段からタッチの精度が上がる。
またVoLTE対応ということで、当然通話アプリも搭載。電話をするには明らかに大き過ぎる印象だが、人目につかないところならという気もする。もっともこれだけ大画面のスマホが増えれば7型でも違和感が無い人も増えている……かもしれない。
なおデフォルトではホーム画面が「docomo LIVE UX」となっているが、シャープの「Feel UX」にしたほうが「書メモ」の機能が使いやすく、AQUOS PADの実力をより発揮しやすい。
通知に読書モード、デュアル画面
画面のUIに一工夫するMeMO Pad
MeMO Pad 8は画面上ステータスバーの左側をスワイプすると通知パネル、右側はクイック設定になっており、クイック設定が画面の下まで広がる。ワンタッチで設定の切り替えが可能だ。
画面設定には「読書モード」があり「画像とテキスト」「テキスト」の2モードを選択できる。選択するだけで画面の色合いがかなり変わる。
省エネ設定では通信をオフにしてでも電池消費を抑える「超省電力」、通信は有効にしたままの「最適」、設定を個別に変更できる「カスタマイズ」の3モードを用意。
8型の画面を活かした「デュアル画面」の設定も可能で、マップとブラウザーを同時に表示、といったことが可能だ。
他にも独自機能やアプリが多く、音声レコーダーはPCM録音に対応、手書きが可能なクイックメモ(少々カクカクした書き心地だが)や画面の色温度などを調整できる「Splendid」、ASUSのタブレットではおなじみのオンラインストレージ「web storage」も搭載している。