冬モデルの傾向についてあらためて振り返る
ドロイド 最後にここまでで触れていなかった冬モデルの大きな傾向について振り返りましょう。「インカメラの強化」「ウェアラブル端末の本格化」「ハイレゾ音源の再生」の3つがあると思う。
スピーディー インカメラの強化は、やっぱりSNSで流行しているセルフィーの影響なのかな。インカメラも100万画素200万画素が当たり前になってきた。
カリー 海外から来ている観光客の人たちを見ているとすごく自撮りをしてますよねー。人気スポットと自分が一緒にフレームに入っている写真を撮るのが好きみたい。そうなると、やっぱり高画素なインカメラは必要だよなあと思います。
ドロイド 続いてはウェアラブル端末、特にスマートウォッチだね。Apple Watchも来年には出るはずだけど、急にデザイン的にこなれた製品が多くなってきた。auからも発売される、従来の腕時計っぽい外観と装着感の「LG G Watch R」は普通の大人が着けていても違和感がない感じでよかった。Apple Watchが登場すれば、さらに広い層に話題になるでしょう。
スピーディー ハイレゾオーディオの再生も、当初は「スマホでできるなんて」と思っていたけど、いまや当たり前のようになってきた。そんなにいいオーディオ環境を持ってないんだけど、やっぱり違うモノなのかな?
ドロイド CDクオリティーとの差を聞き比べるには、それなりの環境が必要だけど、一定ビットレート以下の圧縮音源との差は明白ですね。スマホでの音楽の楽しみ方が広がったという意味では価値があると思いますよ。
カリー なるほどー。auのVoLTE対応スマホも早く使ってみたいし、新端末や新サービスはアスキースマホ総研でもどんどん紹介していきましょうよ! というわけで、今回はここまでです。次回もお楽しみに。
アスキースマホ総研 ラボメンバー紹介
カリーさん アップル製品やネットサービスが専門というフリーライター。ASCII.jpの人気企画「富士見iPhoneクラブ」のリーダーでありながら、「iPhone以外のスマホに詳しくなって、仕事の幅を広げたい」という前向きなのか、個人的な思惑なのか、理由はともかくアスキースマホ総研をスタートさせた。手が小さいこともあり、小型スマホに興味を持つことが多いが、今回は?
ドロイドさん ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、スペック表に載らない違いなど細かな話が大好き。実際、端子がキャップレスか、バッテリーが交換できるかといった細かな部分ばかり気にしている。多くの端末を持ち歩いているため、端末の比較はお手の物……かもしれない。
スピーディー末岡さん ASCII.jp編集部所属。Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。とはいえ、スマホ総研では唯一“顔が見える”男だ。「最新のスマホが最良のモデル」という信念を持ち、発表会では常時テンションが高い。