機能性や使い勝手が考えられたデザイン
ひとしきり外観を見て匂いも嗅いだところで、いよいよ本体を装着してみる。装着するにはSurface Pro 3をケースにぐっと押し込みながらはめ込むだけ。バンパー部分が液晶側に引っかかるようになっているので、しっかり引っかかっているか確認すること。
バンパー部分のおかげで、液晶面を下に置いても、液晶ディスプレイと机などとの間に隙間ができ、キズ防止に役立った。また、落下させたときの液晶ディスプレイの保護機能も兼ね備えている。なお、ケース右上にあるゴム製バンドは何のためにあるのか謎である。
ただ、これだけガッチリ保護されると不安なのが放熱性だが、バンパー部を見てみると、Surface Pro 3の放熱穴がある箇所はすべて通気口が用意されていた。インターフェース部分もしっかり利用可能になっている。
ノートPCスタイルでの利用も快適
ケース下部のバンパーは、大きく切り抜かれている。このおかげでSurface用のタイプカバーの装着もできる。タイプカバーはキーボードと液晶ディスプレイのカバーを一体化した純正アクセサリーのこと。
実際にタイプカバーを装着してみると、特にフレーム部分に引っかかることなくスムーズ取り付けられた。この時点で、UAG-SFPRO3シリーズの右上にあった、ゴムバンドの意味がやっと理解できた。これは、カバーが勝手に開かないよう固定するためのもの。外しやすいようツマミが付いていいて、このツマミにも滑り止め加工がしてあるというコダワリっぷり。
そしてUAG-SFPRO3シリーズの表面にあった、T字の金属プレートを引っ張ると、スタンドモードに早変わり。角度は5段階に調節可能だ。
こうしてスタンド機能とタイプカバーを組み合わせれば、ノートPCスタイルとして使える。実際にタイピングしてみても、堅牢性がウリのケースだけあって、スタンドもしっかりしているためグラ付きは感じられない。
安定感があるため、タッチ操作もしっかり行える。角度調節によりかなり本体を倒せるので、ごろ寝しながらタブレットを使いたい時にも重宝する。