モノの管理方法を根本から変えたい

――　246 Padlockはどのように販売展開していくんですか？

味上　まずは自社のウェブサイトで販売をしていきます。あとは店頭に置いていただくと思うのですが、単に置くだけではなくて、何かしらのストーリーを持って販売していく予定です。

吉羽　コラボレーションのお話もあります。チャネル専用のモデルを作ってほしいなどをいただいているので、そういう展開も考えています。あとはスマホを販売しているお店と連携していくことも検討しています。

――　今後246プロジェクトはどうなっていくんですか？

吉羽　メッセージとして伝えていきたいのは、僕たちは物理キーを売ろうとしているわけではないんです。スマートロックによって変わる世界を想像しています。ただし、想像があまりに走りすぎてしまうと、ついてきてもらえないので、まず作ったのは246 Padlockなんです。ただ、246 Padlockだけで展開していこうとしているわけではなく、ほかの鍵もやっていこうとしています。

味上　もしかしたら従来の鍵という概念から外れるものも、「実はこれって鍵として管理できるよね」みたいなことも出てくるかもしれないです。

吉羽　また展望という形でお話すると、僕たちが思い描く世界を理解いただくために246 Padlockを出しました。みなさんに使っていただいて、使い方を僕たちと一緒に模索してもらいたい。そこで出てくるであろう、リアルな世界を管理するニーズに合わせて、新しいものを作っていくので、モノの管理の仕方を根本から変えられるようにできたらいいですね。