ただ高音質になるわけじゃないVoLTE
auのシンク機能に注目だ!
スピーディー 3キャリアがスタートさせているVoLTEだけど、ただ高音質なだけでなく、シンク機能やボイスパーティーなどの新機能をアピールしているのがau。
ドロイド auにとっては、VoLTEのスタートは特に大きな意味合いがある。たとえば、auのVoLTE端末はLTEのみの対応で、国内では3G(CDMA2000)はもうサポートしない。
カリー えっ、そうなんですか? auの4G LTEはサービスエリアが広いのは知ってますけど。
スピーディー auはそれだけLTEに自信があるということなのかな。
ドロイド au「4G LTE」はプラチナバンドをメインに使うことで、カバー率はすでに99%超だからね。「Always 4G LTE」のキーワードでアピールしている。あと、これまでのauのLTEスマホだと、3Gに落ちるときもときどきあったけど、そういう場所でもLTEの電波が届いていないとは限らないから、制御の仕組みの関係でLTEで接続し続ける可能性が高いとのこと。
スピーディー auのVoLTE端末で使える「シンク機能」はなかなかおもしろいよね。スマホの画面を相手のスマホに表示する「画面シンク」、カメラで映している映像をリアルタイムに表示 (中継) する「カメラシンク」、お互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、画面上で手書きの文字を共有できる「手書きシンク」の4つがある。これは2015年2月以降のスタートだから、また始まったときに詳しく紹介しましょう。
ドロイド 通話と通信が同時に利用できるからこその新しい発想のサービスと言える。そういえば、カリーさんは今日もこの収録に遅れましたよね……。
カリー いきなり話が飛びますね! すみません……。いや、でもそれは電車が事故で遅れたので、仕方なかったんですよ。
ドロイド という状況をカメラで撮影して、その画面や位置情報をシンク機能で相手と共有しながら通話すれば、カリーさんがそば屋の出前状態で言い訳しているんじゃないということがハッキリわかるんですよ。
カリー まさしく私にピッタリじゃないですか! ただ現時点で使えるシンクコールもなかなか便利な感じですよ! アプリを使っている最中に着信があっても操作を続けることもできますし。
スピーディー あと「ボイスパーティー」もイイよ。au VoLTE対応のスマホから、最大30人同時に発信して通話ができる。オプション料金(月324円)と通話料が別途必要だけど、国内音声定額に入っていれば、通話料はさらに必要ないし。早速試してみよう。
カリー おおっ、同時にスピーディーさんとドロイドさんの声が聞こえる。相手もau VoLTE端末だと、音声がさらにクリアになる。ちょっとした会議もできそう。
スピーディー カリーさんと俺は使っている電車が同じだから、今日は2人して遅刻したんだけど、これなら同時に状況を確認できるし、使い道はいろいろありそう。仕事上のトラブルが発生したときとかにも便利かも。
(次ページでは、「まとめ、そして恒例の4コマ」)