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「Apple Watch」はIPv6 / 6LoWPANを採用するか? (2/3)

文●海上忍(@u_shinobu

2014年12月31日 09時00分

次期iPhoneは「割れにくい」?

 次期iPhoneをめぐって気になる要素は人それぞれだが、個人的には「タフさ」が気がかりだ。確かに薄さや軽さ、全体のデザインはiPhoneがスマートフォン全体をリードしてきたが、防水・防塵性能しかり、耐衝撃性しかり、ことタフさに関してはあまり重視されていないようだ。

 一方、"表面をキレイに保つ"ことは別らしく、iPhoneではコーニングの強化ガラス「Gorilla Glass」が継続採用されている。公表されてはいないが、iPhone 5には薄くなった「Gorilla Glass 2」、iPhone 5s/iPhone 5cには強度が増した「Gorilla Glass 3」が採用されているようだ。

 しかし、iPhone 6の発売前の時点では、サファイアガラスが搭載されるのではという見方もなされていた。その硬度はダイヤモンドに迫るほどで、強度もかなりのレベルだ。サファイアガラス製造パートナーだったGTアドバンスト・テクノロジーズの倒産が響いたか、iPhone 6に採用されることはなかったが、これはAppleの「ディスプレイ表面に対する強いこだわり」の現れと見ていいだろう。

 次期iPhoneでは、先日発表された「Gorilla Glass 4」が採用されるかどうかが見どころとなりそうだ。1mの高さから落下させても割れないほど硬度/強度に優れること、サファイアガラスほど高コストではないこと、そしてコーニングの供給実績からしても、“本命”の可能性は高い。次のiPhoneは「割れにくくなる」ことを期待してよさそうだ。

iPhone 6のガラスの縁部分が丸みを帯びたことで話題となったが、次期iPhoneは「硬度」と「強度」が注目を集めることになりそうだ

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