Tizenブースではサムスン製のミドルレンジモデルが展示!
NTTドコモやサムスン電子、モトローラ、ボーダフォンなどが共同で推進しているモバイルOSのTizen。こちらもなかなか端末が出なかったが、サムスンがスマートウォッチ「Gear S」のOSに採用したり、「Samsung Z1」を今年に入ってからインドやバングラディッシュで発売したりと、サムスンが孤軍奮闘しているイメージがある。
MWCでは現在唯一のTizenを採用したスマホ「Samsung Z1」が展示されていたので紹介しよう。
スペックはエントリー市場向けで、ディスプレーが4型(480×800ドット)、CPUは1.2GHz動作のデュアルコア、メモリー786MB、内蔵ストレージ4GB、そしてデュアルSIMを採用している。サイズは約63.2×120.4×9.7mmで、重さは112gと軽量コンパクト。バッテリー容量は1500mAhとまずまず。カメラはリアが310万画素でフロントがVGAとなる。
触ってみた印象は、ローエンドだけどヘビーに使わなければ実用性に問題ないレベル。このへんのチューニングはさすがサムスンだ。インドでは日本円で約1万円程度で販売されているらしいので、この価格でこのスペックなら日本でも欲しい人がいそうだ。