最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測

MVNO向けのAQUOS、VAIO、Xperia 日本ブランドのスマホをチェック! (2/4)

文●小林 誠 編集● ASCII.jp

2015年05月25日 12時00分

日本通信&VAIO Phoneの組み合わせが最安

 続いて料金を確認する。本体価格と月額通信費を含めた2年間のトータルコストを比較。表に掲載した料金プランは楽天モバイル(AQUOS)、日本通信(VAIO Phone)、ソネット(Xperia)の通話と高速通信(LTE)を含む最安プランだ。

 なお税込で計算しているが、本体価格、通信費をそれぞれ小数点以下切り捨てで計算しているため、実際の料金とはわずかに異なる場合がある。

  AQUOS SH-M01
(楽天モバイル)
VAIO Phone
(日本通信)
Xperia J1 Compact
(ソネット)
新規契約
(実質/一括)
5万7024円/
5万7024円
5万5080円/
5万5080円
5万9148円/
5万9148円
機種変更
(実質/一括)
MNP
(実質/一括)
5万7024円/
5万7024円
5万5080円/
5万5080円
5万9148円/
5万9148円
基本使用料 3.1GBパック ライトプラン 音声付 PLAY SIM(プラン140M/day)
1728円 1058円 1738円
通話料 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒
Web接続 上記に含まれる 上記に含まれる 上記に含まれる
パケット定額 上記に含まれる
(3.1GB)
上記に含まれる
(1GB)
上記に含まれる
(1日140MB)
主なキャンペーン 楽天ポイント付与 特になし 特になし
-3500円
2年間トータルコスト 9万4996円 8万472円 10万896円

 最安は日本通信+VAIO Phone。高速通信のデータ容量が1GBまでのライトプランに契約すれば2年トータルで8万472円。MVNOらしい安価な携帯電話料金となる。ただし、上記は2年契約が前提の料金という要素がある。なおVAIO Phoneには高速通信が無制限の月2138円の「高速定額 音声付」もあるので、ヘビーユーザーはそちらも要チェック。

 続くのが10万円切りの楽天モバイル+AQUOS SH-M01。こちらはデータ容量が3.1GBで、そこそこ通信をするという人でも十分使えそうだ。楽天ポイントが付与されるのもオトクと言える。

 10万円をわずかに上回ったのがソネット+Xperia J1 Comapctの組み合わせ。Xperia本体の価格は他の2機種より2000~4000円高いだけ。月額料金もわずかな差があるだけで、大手キャリアと比べれば半額くらいで済んでいる。またソネットのPLAY SIMは高速通信の通信量が1日140MBという仕組み。毎日最大まで使ったとすると4GBを超える。なお、同機は楽天モバイルなど、他の事業者でも扱われている。

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