OSはAndroid 5.0(Lollipop)だが……?
次はソフトウェアを見ていこう。OSはAndroid 5.0を搭載しているが、ホームアプリはアプリ一覧が存在しないなど、iOSっぽくなっている。ホームアプリを入れ替えてしまえばそれでいいのだが、多くのアプリやウィジェットを使用しないのであれば、デフォルトのままで問題はない。動作については快適で、ミドルクラスだからといって気になる部分はそうそうなさそうだ。
独自機能としては、ジェスチャー&モーション機能がある。スマホを動かしたり、画面の上に手をかざして機能をコントロールできるというもの。電話をかけたり、着信音をミュートしたりできるほか、LED点灯やカメラの起動などもできるびだ。ハイスペック機では珍しくない昨日ではあるが、ミドルクラスでこの便利機能はウレシイ。また、これ以外にはレザーケースモードがある。
ベンチマークは、AnTuTu Benchmark v5.7.1(32bit。Snapdragon 615は64bit対応だがアプリ側では64bit版インストールのアナウンスが表示されなかった)で計測した。スコアは32202。Snapdragon 810搭載機の多くが4万前後であるため、上々のスコアだといえる。
発熱についてはgooロゴ周辺が熱を持つが、気になるほど熱くなるわけでもなく、カメラを長時間起動していても強制終了といったイベントもなく、安定性ついても問題はなさそうだ。
さて、DACとして旭化成エレクトロニクス製AK4375Aを採用しているが、その挙動に関する設定はなく、スピーカーもしくはヘッドフォンジャック経由で音を聴く場合に動作しているようだ。ヘッドフォン端子を使用して音楽を聴いた限り、音の抜けがかなりよかったので、音楽をよく聴く人にもほどよいと思われる。このあたりは店頭で音楽を再生して確かめてほしい。
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