1300万画素のアウトカメラは
クセのないスタンダードなカメラ
アウトカメラは1300万画素で、イメージセンサーはSony Exmor RS IMX214を採用している。スマホにおけるスタンダードな構成だが、ご存じのように変換行程やカメラアプリの仕様、レンズ構成などで描写傾向は大きく異なる。
カメラアプリとしては、料理モードや夕焼けモードなどはなく、セピアや白黒反転、露出過度といったアクセント重視なモードがあるくらいだ。設定についても同様で、グリッドラインや黄金比といった補助機能はあるものの露出補正はなし。サクッと撮影することが前提となっている。
描写はなるべく見たままを重視しているようで、ここでもiOS的なアプローチが見られた。ホワイトバランスも違和感を覚えることは少なく、価格帯からするととても扱いやすいカメラを搭載している。シーンを選ばず、テキトーに撮ってもそれなりに写してくれる。このあたりも国産スマホとはアプローチが異なるため、興味があるのであれば、カメラアプリも含めて店頭で比較してみるのも面白い。
※以下の写真は原寸サイズ(4096×2304ドット)です。
インカメラは500万画素でイメージセンサーについては非公開。写りはそこそこで、インカメラとしては十分なもの。レンズは80度とカタログスペックにあるが、末端部はかなり歪む。500万画素と画素数も大きいため、トリミング前提で撮影したほうがいいかもしれない。
【まとめ】低スペックはイヤだけど高価になるのも……
そんな人にオススメのコスパ良好スマホ
g03は見た目やホームアプリはiPhoneを強く意識しているものの、agon 615を搭載し、パネルの発色も良好で、定額制SIMを選べばゲ発熱によるパフォーマンスダウンが感じられないSnapdrーム機や音楽プレイヤーとして活躍してくれそうだ。
販売価格は3万9800円。ハイスペック機の約半額の価格帯だ。値段以上の満足感を得られるコストパフォーマンスを持つため、端末代を節約したいが、なるべくスペックが高いものをと考えるのであれば、g03をチェックしてほしい。