1GB無料でもらえる“パケット貯水池”誕生!
善意で動く“パケット互助会”のような仕組み
余ったパケット容量をユーザー同士でギフトし合える格安SIMサービス「mineo」。すでにこの機能を使って、余りパケットを有効活用しているユーザーも多数いるようで、“月々のパケット容量を無駄なく消費する”という点では最高クラスの活用ができるサービスだ。
だったら全部まとめてしまえ……とmineoの中の人が考えた大胆な新サービスが「フリータンク」。パケットをユーザーみんなで貯めて、みんなで使おうというもの。
容量は、入れるほうは月最大10GBまで、引き出すほうは月最大1GBまで。シェアしたパケットのお恵みだけで暮らすことはできないが、『月末まであと数日ってところで使いきっちゃった! ピンチ!!』という場合になんとかするには十分な容量だ。
うまく活用すれば月末のパケット不足に困ることなく、しかも追加容量の負担ナシで通信料が節約できる可能性もあるが、フリータンクのシェア分だけでやり繰りするなどといったズルいことができないよう、引き出しは毎月21日から末日までで、合計2回までと決まっている。
あくまでも余ったパケットをみんなでシェアして助け合おうという善意ありきの仕組みなのだ。
新サービス「フリータンク」をざっと説明すると……
格安SIMサービス「mineo」のユーザー全員が使える、いわばパケット貯水池。ユーザーはその貯水池である「フリータンク」に自分のパケットを10MB単位でいつでも“放流”できる。そして毎月21日から末日までは、このフリータンクから1GBまで無料でパケットを“引き出せる”。うまく使えば月末近辺のパケット切れを回避できるわけだ。
ちなみに1月27日現在、フリータンクには約4700GB貯まっている。1月18日に約5500GBだったので、21日からの6日間で引き出されたパケットはおよそ1000GB。頼もしい“貯水量”といえよう。
さっそく使ってみよう
まずはマイネ王のメンバー登録とeoID連携から!
フリータンクの仕組みを使うには、mineoコミュニティサイト「マイネ王」へのメンバー登録と、そのマイネ王アカウントとeoIDの連携が必要だ。つまり、マイネ王とeoIDの両方のIDとパスワードが必須になる。
eoIDはmineoを使っている以上、必ず持っているIDなので問題はないと思うが、パスワードを忘れてしまったという場合は、このページから照会・変更しておこう。
その上でまずはマイネ王へのメンバー登録だ。
フリータンクの画面の上のほうに、ログインまたはメンバー登録のリンクがあるのでここから飛ぶのが簡単だろう。
「新規メンバー登録」をクリック、ニックネームとプロフィール画像を選ぶ。画像は自分で画像を入れてもよいが、顔アイコンから選ぶこともできる。とりあえず、自分にあったものを選んで登録しよう。
次に必須項目のメールアドレスとパスワード、そして任意項目の居住地や生年月、性別を登録すれば利用可能だ。なお、ニックネーム、居住地、生年月から計算された年齢は、登録後に公開されるので注意。
続いてeoIDとの連携だが、1つのeoIDに対して回線(電話番号)を複数所持している場合は、eoID連携した後にフリータンクを使いたい電話番号を選択しよう。これでフリータンク利用の準備は完了だ。