フリータンクへ余りパケットを入れる手順
マイネ王へのメンバー登録、そしてeoIDの連携と電話番号の選択が済めば、すぐにフリータンクへのパケット投入ができる状態となる。あとはパケット量を選んで投入すれば、すぐに自分の残りパケットからフリータンクへ指定したパケット量が移行する。
注意することは、いったん入れたら取り消しができないことだ。容量も即反映されてしまう。投入できるパケットは10MB単位なので、桁数は間違えないように。[送信する]をクリックすると、もう一度注意を促す画面が出るので、さらにOKを押すことで完了となる。
自分のパケットがフリータンクへ移行し、同時にコメントも反映される。コメントを書かなくてもニックネームは表示されるので、誰がどれだけパケットを投入したかわかるようになっている。できれば楽しいコメントを付けて投入したいものだ。
ニックネームをクリックすると、これまでの履歴やプロフィールが誰でも閲覧できる仕組みなので、そういったことも十分に考慮して投入したい。
なお、mineoは繰り越したパケットを家族内でシェアできる「パケットシェア」の仕組みも提供されているが、このサービスでシェアしている分のパケットは、フリータンクへ投入できない。
ただし、マイネ王によれば、「パケットシェアしているパケットからのフリータンク投入対応については、今後対応予定」のようである。
月末ピンチ! フリータンクからパケットを引き出す方法
さて、月末のパケット不足時にフリータンクから引き出したいという場合も、投入時と同じくフリータンクのTOPページから行なう。前述の通り、パケットを引き出せるのは毎月21日から末日までとなっており、毎月20日までは引き出し操作の部分がグレーアウトしている。
そして、待望の21日になると引き出し操作の入力ができるようになる。10MB~1000MBまでの希望の容量とコメントを記載する。投入時と違ってコメントは必須となっており、黙ってパケットは持ち出せない仕組みだ。
投入してくれた「mineoの仲間」へのお礼のコメントやパケットの使い道の記載が推奨されている。
注意したいのは、投入時と違って即反映ではないということ。毎日23時59分までの引き出し分が翌日中に反映される。筆者が試したところ翌日午前中は反映されていたが、できればピンチになる前に引き出しておきたいところだ。また、引き出し回数は月2回まで、合計1000MBに制限されていることも覚えておこう。
フリータンクはたくさんの善意で成り立っているので、引き出したパケットは大切に感謝して使おう。まだまだ自分のパケットに余裕があるのにフリータンクからパケットを引き出すようなことはしたくないものだ。
善意のパケットは数テラバイト以上!
さて、この善意のパケットは1月27日現在で約4700GB貯まっている。21日になると徐々に減っていくのだが、逆に月末になって余った分を投入する人もいて、一気になくなってしまうわけではない。
何人かのユーザーを見てみると、月初めにフリータンクへドーンと投入しておき、自分は節約しながら使い、月末になって足りない分をフリータンクを返してもらって使うという人もいる。要は、余った分は残らずシェアしようという考えなのだろう。パケット節約とみんなへのシェアをうまく活用する使い方には頭の下がる思いだ。
mineoは翌月までパケット容量の繰越ができるが、それでも使いきれず無効になってしまうことも少なくない。これも月末にフリータンクにまとめて投入すれば、誰かが役立ててくれる。提供元のmineoにとってはあまり有利ではないはずのフリータンクだが、このような遊び心をくすぐり、かつ「情けは人の為ならず」的な暖かいサービスを提供してくれるmineoの太っ腹ぶりを評価したい。
(提供:ケイ・オプティコム)