スマートフォンやタブレットで物理キーボードを使用したいとなると、まず脳裏に浮かぶのは、Bluetooth接続のキーボード。小型なタイプが多く、どれにしようかと迷ってしまうことが多いのではないだろうか。
手のサイズや好みのキーレイアウト、押下時のフィーリングなど検討項目は多々あるが、今回は迷ったらチェックしてみてほしい、バッファロー「BSKBB24BK」を見てみよう。2014年販売開始の製品になるが、人気の高いモデルだ。実売価格は2300円前後だ。
薄くて軽量、ボディーの堅牢性も上々
BSKBB24BKは持ち運びを強く意識したBluetoothキーボードで、幅233×奥行き125×高さ6mm、重量約159gとなっている。タブレットとセットで持ち歩くにしても、とりあえず、カバンの中に入れておくとしても邪魔になりにくい。
キーボードとしては、アイソレーションタイプで、64キー。ベースターゲットがiOSデバイスであるため、Commandキーが採用されているが、WindowsやMac、Android、PS3/PS4などにも対応する。
たとえば半角/全角変換の場合、「`」(tabキーの上にあるキー)が該当するといった具合だ。
またキーピッチは約17mm、キーストロークは約1.2mmになっており、フルサイズキーボードよりも狭いキーピッチに慣れる必要はあるものの、打鍵感は良好だ。打鍵時にボディーがたわむ感覚もなく、軽量ながら堅牢性もしっかりと考えられているようだ。
接続を見てみると、Bluetooth 3.0でマルチペアリングには対応していない。いくつかの製品で共通して使用したいと考えた場合は、気になる部分だが、単一デバイス用として考えているのであれば問題はないだろう。
ペアリング方法は、Fn+Deleteキーの長押しだけとカンタンであるため、軽くマニュアルを読む程度で使用をスタートできる。
またホットキーはFnキーから呼び出し可能になっており、画面ロックや検索、音楽再生など12種類が用意されている。これらはiOSデバイス専用のものだ。
バッテリーには、リチウムポリマーを採用。カタログスペックを見ると、1回の充電で約5ヵ月の駆動が可能だという。
1日8時間のPC操作のうち、キー操作割合が5%といった計算に基づくものなので、ヘビーユーザーの場合は、それ以下の駆動時間になってしまうが、それでも1ヵ月近くは充電不要と考えてよく、バッテリー持ちについてはあまり気にしなくていいのではないだろうか。