パンタグラフキーで打鍵感がいい
キーボードとして見ると、フルサイズキーホードよりもキーピッチは2mm狭い、17mmとなっているが、キーストローク1.2mmであるため、意外と打鍵しやすい。
またパンタグラフキーで押下感もしっかりとある。本原稿はBSKBB24BKで作成しているが、慣れるまでの時間はごくごく短時間だった。これは最近のノートPCの多くは、キーストロークが浅めであることが強く影響していそうだが、キーピッチについては個人差があるため、店頭でのチェックを推奨したい。
本原稿自体はiPhone 6s PlusにBSKBB24BKを接続して「メモ」で作成しているのだが、フルサイズキーボードよりも少し打鍵が遅いくらいで済んでいる。
そういったことからすると、ある程度の長文にも耐えるため、メール返信や細かいデータを入力するといったことにも耐えるだろう。またWindowsに接続した場合は、プレゼン時の操作用キーボードとしてもいい。
定番用途以外で試したのは、PS4への接続だ。軽いチャットくらいならば耐えるだろうと考えて試してみたが、フツーに耐えるものであったため、チャットの多いタイトル用にもいいし、たまに文章入力を必要とするタイトルにもいいだろう。
先述の通り、半角/全角変換は「`」キーになることだけを覚えておけば、あとは用事のあるときに引っ張りだせばいいといった具合だ。
またWindowsゲーム用パッドとしても横幅の狭さとキーサイズがちょうどよく、キーレイアウトを変更して、両手持ちプレイも現実的なものなので、プレイ環境を考えてみたい人にもちょうどよさそうである。
実勢価格3000円前後でオススメ
長く定番製品として供給されているからか、2500円を切る実勢価格となっており、Bluetoothキーボード選びに迷ったときになかなかいい位置にいる製品だ。
マルチペアリング非対応であるため、よく使用する製品専用向きとなるが、iPadやPS4、たまにしか操作しないファイルサーバー状態のPC用など、使い道は多い。保守用としても十分なので、ひとつ押さえておくといいだろう。