続いては、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の「裏ワザ」を紹介していこう。
HUAWEI WATCHは文字盤やバンドも
ユーザーが自由にカスタマイズできる!
スマートウォッチの醍醐味とも言える機能に「ウォッチフェイス(文字盤)の変更」があるのだが、意外と使われていないという印象だ。だがこれを使うと、カッチリしたスーツやカジュアルなジャケットといったその日の服装に合わせ、腕時計のデザインも選ぶことができる。TPOに合わせた装いというのはビジネスの基本のため、まずは確実に使いこなしたい機能だ。
HUAWEI WATCHでウォッチフェイスを変更するには、ディスプレーを長押ししてスワイプするだけだ。選べるデザインは40種類。変更は「Android Wear」アプリからでも可能だ。
また、HUAWEI WATCHのラインアップは、今回の記事で試用したモデル「W1 Active」など4種類が揃っている。もちろん、この4種でさまざまな場面に対応できるのだが、複数購入するのはさすがに大変。そこで試したいのが、市販の腕時計用バンドへの交換。バンド幅は一般的な18mmなので、ネット通販などでも容易に入手が可能だ。HUAWEI WATCHは完成されたクラシックデザインがウリだが、自分好みにカスタマイズしてみてもいいだろう。
音声認識でのHUAWEI WATCHの操作は相当に実用的!
単体で音楽再生にも対応している
次の「裏ワザ」は音声操作の活用だ。Android Wearを採用しているHUAWEI WATCHでは、時計に向かって「OK Google」と話しかけることでさまざまな操作が可能だ。ネット検索やメール返信、メモ入力などが一般的だが、他にも便利な使い方がある。
そのひとつが、音声操作で計算をさせること。方法はシンプルで、「OK Google」とHUAWEI WATCHに話しかけたあとに「1万5800円割る4」と話すだけ。スマホを取り出して電卓アプリを使うよりスマートに結果がわかるため、飲み会などで割り勘をする際に役立つ。
音声操作で、翻訳も可能だ。これも「OK Google」のあとに「◎◎を英語に」や「◆◆をスペイン語で」といった具合に話すだけ。結果がディスプレーに表示され、画面を上にスワイプすればネット検索の結果もスマホから確認できる。
目的地までのナビをしてもらうこともできる。「OK Google」のあとに「●●までナビ」と指示すれば、ディスプレーにグーグルマップが表示され現在地からの行き方が示される。マップの縮尺を変更することも可能だ。いずれも音声認識の精度はかなり高く、目的がハッキリしていれば、高確率で内容を理解してくれる。
4GBのストレージを内蔵するHUAWEI WATCHは単体での音楽再生も可能で、これも「裏ワザ」的だと言える。Bluetoothヘッドホンと組み合わせるほか、内蔵スピーカーで鳴らすこともできる。ウォーキングやランニングをする際に、スマホを持ち歩かなくて済むのはスマートだ。
単体での音楽再生には、スマホに「Google Playミュージック」アプリのインストールが必要。Google Playで楽曲を購入したらAndroid Wearにもダウンロードする設定にしておけば、自動的に同期される。あとは、HUAWEI WATCHでの操作だけで再生が可能だ。