アウトドアやキッチン、寝室用などに人気だというBluetoothスピーカー。またプレゼンや自社イベントでのスピーカーとしても活用してたことがある人もいるのではないだろうか。
この時点で、多くの人がボーズの「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」を思い浮かべたと思うのだが、ハーマンインターナショナルが販売する「JBL FLIP3」はそれよりも人気を集めているという。そこで今回はJBL FLIP3をチェックしてみたい。実売価格は1万2000円前後だ。
円筒形デザインでパッシブラジエーター搭載
FLIP3は、ほぼ円筒形で、平面への設置のため一部だけ少し出っ張りがあるといったビジュアルだ。
サイズは直径64mmの円柱形で高さは169mm、重量は450gとなっている。イメージとしてはほどよく持ちやすい太さの筒といったものになるだろうか。それもあり、携行性もよく、カバンの中に入れやすいだけでなく、室内での持ち運びにも適している。
また、設置のしやすさも魅力的だ。本製品は左右からドロンコーンを確認できるが、縦にした状態でも使用できる部分は利便性に富む。なおカラバリは8種類も用意する。
操作系統を見てみよう。背面に大きくボタンが用意されており、ハンズフリー通話にも対応している。
また、電源ボタンやバッテリー残量を示すインジケーターもあり、防水カバーを開くと充電用のmicroUSB端子とAUX INも確認できる。特にボタンは指先大で押しやすく、凹凸も明瞭なので使い慣れてくると視認することなく、ボリューム調整や受話を行ないやすい。
バッテリー駆動時間は、カタログスペックでは最大約10時間。充電は約3.5時間となっている。
ボリュームや再生内容により変化するとあるが、3回のテストでは9時間20分前後に落ち着いていたため、多くのシーンでまず問題のない駆動時間といえるだろう。