PC操作に欠かせない存在であるキーボード。その御先祖様はタイプライターだ。古くから個人でタイプライター風キーボードを自作したといったニュースは散見されているが、しっかりとした製品としてQWERTYTOYSから「QWERKYWRITER」が登場している。
国内の代理店はフリーウェイ(実売価格 6万円前後)で、技適マークも取得されている。当初はジャストシステムの直販サイトでのみ予約を受け付けていたが、現在は量販店などでも購入可能だ。今回は色んな意味で注目度の高いタイプライター風キーボードQWERKYWRITERをチェックしよう。
圧倒的にステキなビジュアル!
QWERKYWRITERは、見た目を徹底してタイプライターを意識したもので、写真からもわかるように、既存キーボードとはかなり趣が異なる。
配列は83英字キーボードで、キー形状は円形。キートップは凹凸のある作りで、フィードバックが独特なものだ。キーピッチ約16mm、キーストローク約4mm、またタイプライターの打鍵感に近づけるために、キーボードスイッチにはCHERRY MX“青軸”互換のものを採用している。
こういった尖った製品は、価格のわりに作りが微妙であるケースも多いが、QWERKYWRITERの場合は青軸を採用しているだけでなく、土台もアルミニウム合金を採用して質感を高めており、価格に対して納得できてしまう部分が多い。
カテゴリーとしてはBluetoothキーボードに属し、Windows、Mac、Android、iOSなど、Bluetooth HID Profileに対応する製品で使用可能だ。
電源はリチウムイオンバッテリーで、約1~3ヵ月の動作が可能とあるが、持ち出して使うには厳しいサイズであるため、充電用のUSBケーブルを接続しっぱなしの運用が多くなるのではないだろうか。